比企の川づくり協議会

魚類資源保護のための石倉設置 5月17日

昨日、東松山県土整備事務所(河川砂防部)と比企の川づくり協議会の打ち合わせ会議がありました。配布された比企の川づくり協議会事務局の活動記録を読むと、都幾川「石倉見学」と里川たがやし作業(2015年5月6日)があり、石倉設置による生き物の棲み家づくり、隠れ場所づくりが行われていることや川たがやしによる魚類の餌になる水生昆虫の増殖や産卵場所を提供する試みが実施されていることが分かりました。
埼玉県漁業協同組合連合会のHPによると、2014年8月29日に埼玉県水産多面的機能発揮対策地域協議会(埼玉県漁業協同組合連合会が主体)がときがわ町の都幾川新玉川橋下流に於いて魚類資源の保護を目的とした石倉の設置実演会を開催し、その後11月10~13日、都幾川流域地区活動組織(埼玉県、武藏漁業協同組合が主体)が、ときかわ町玉川地区の都幾川の岸沿いの水中に、プロショップ白石、平生産森林組合、明善友好会の協力を得て「石倉」を設置しています。その取り組みは2015年5月25~29日11月16~18日、20日にも継続されています。

ウグイのマヤ漁(秩父・柴崎精助さんの話)石倉漁(栃木県鹿沼市荒井川漁業協同組合)石塚漁(川尻稔「千曲川に於ける石塚漁業に就て」1952)、ウナギをとる石倉かご(蛇カゴ+石倉漁法、「石倉かごの設置で河川環境は改善する」)など伝統的な漁法が、現在では「内水面水産資源の生育又は内水面生態系の保全に資する取組」に継承されています。




雑魚をめぐる水産業(片野修『河川中流域の魚類生態学』(学報社、2014年)「第11章河川中流域の水産業とその未来」178~180頁)
 河川中流域において、アユが水産業にとってもっとも重要な魚種だとすれば、ウグイ、オイカワ、フナ類などは雑魚といわれる魚である。しかし、これらの雑魚も地域によっては欠かすことのできない役割を担ってきた。私の住む長野県では、海がないために、川や湖の魚は貴重な蛋白源として古くから利用されてきた。信濃川や天竜川に大型ダムが造られ、サケ・マス類やアユの遡上が妨げられた後には、その内水面水産業はアユやサケ・マス類の法流か雑魚の漁獲に頼らざるをえなくなった。これらの河川では、4~5月にはアユ種苗を放流し、6~10月には成長したアユを漁獲する。したがって、アユが成長するまでの期間は、渓流域に生息するヤマメやイワナのほかには、コイ科の雑魚を利用するしかない。渓流魚の放流は活発に行われているが、それは主に遊漁のためである。これに対して、ウグイやオイカワは漁獲の対象となり、川魚料理店や河川敷の小屋などで提供されて入る。
 雑魚のうちウグイは、投網などでも捕獲されるが、長野県では「附場」と言われる人工産卵場におびきよせて漁獲する手法がよく知られている。【以下付場の解説部分略】
 1950年には上田市と旧丸子町を管轄する上小漁業協同組合の管内で合計18tのウグイが漁獲され、そのうち約30%は附場で漁獲されたいた。このほか千曲川では、投網、曳網、四ッ手、釣りなどの漁法でウグイが漁獲されていたが、とくに興味深いのは石塚漁法である。この漁法では、水の流れがあり砂礫底で、水深が1.2~1.5mほどの場所に、人頭大あるいはその2~3倍の大きさの石をまんじゅう型に積み重ね、石塚をつくる(川尻、1952)。石塚の高さは90㎝、底部の直径は1.8~2.1mほどであった。水が流れる一ヶ所を除いて他はワラで覆い、その上に平石を並べ、砂礫で目つぶしをして、そのまま1~2ヶ月放置する。魚は隠れ場所を求めて自然に石の間に入るというわけである。捕獲の際には石塚を網で囲ってから、その中にもんどりや網を入れて回収する。
 石塚は千曲川だけで1,000個を超えて設置されたことがあり、1個の石塚で魚が350㎏以上捕れたこともあったらしいが、1930年代の初めには多くても70㎏くらいに減ってしまったという(川尻、1952)。一般的に10月~12月頃に石塚を設置して、1~3月に魚を捕獲した。この漁法は魚が捕れすぎるという理由で、1946年以降11月1日から4月1日までの間禁止されるようになり、現在では通年禁止されている。
 ウグイ漁業は、長野県に限らず群馬県、埼玉県などの内陸県で盛んに行われ、1940年代の始めには全国で2000~2500tの漁獲があった。石塚漁法は千曲川では行われなくなっており、附場の数も上田市全域で、10ヶ所余りに減少してしまったが、そこで捕れたウグイは現在でも河川敷の附場小屋で利用されている。
 オイカワは千曲川では昭和4年に始まった琵琶湖産アユ種苗の放流にともなって拡まり、漁業の対象種として利用されてきた。中村(1952)によると、オイカワの漁獲量は1940年代にはウグイとほぼ同量であり、多い年には千曲川全体で60tにも達していた。オイカワの移入により生態系にマイナスの影響が生じたという報告はなく、偶然に移入したとはいえ、千曲川の水産業には大いに寄与したと考えられる。投網などで漁獲されたオイカワは、唐揚げや白焼き、甘露煮などに調理され利用されてきた。雑魚といわれるオイカワやウグイが、かつて大量に漁獲され利用されてきたことは明らかであり、それはアユとともに内水面の漁業を支えてきたのである。

人工産卵床について水産庁HPの内水面に関する情報より
  内水面漁業・養殖業をめぐる状況について

  コイ・フナの人工産卵床のつくり方
  ウグイの人工産卵床のつくり方
  オイカワの人工産卵床のつくり方

  渓流魚、アユ、コイ・フナ、ウグイ、オイカワの人工産卵床の増殖指針(PDF:725KB)
   産卵場を河川に1ヶ所設置すると稚魚放流の何匹分に相当するか、造成経費の比較

Japan Drone 2016 3月24日

3月24日(木)から26日(土)まで、幕張メッセでドローンの国際展示&会議である『Japan Drone 2016 』が開催されていることをニュースで知りました。無料の事前登録は終了しているので、当日の参加費は2,000円だそうです。
比企の川づくり協議会では来年度、ドローンやモーターパラグライダーを使った写真撮影を計画しています。DJIのドローン「Phantom」も3から4になって発売が開始されたようです。どのような写真が撮れるか楽しみです。

※無人航空機に係る改正航空法等の概要
無人航空機に係る改正航空法等の概要

※無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行に向けて!
無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行に向けて!

無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行に向けて!・無人航空機に係る改正航空法等の概要(PDFf版)

無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン(PDF版)

無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール(国土交通省HP)

埼玉県『第22回川の再生交流会』 2月6日

さいたま市民会館で『川の再生交流会 ~川の国埼玉 あなたが未来に残すもの~』(埼玉県主催)がありました。
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午前の部は司会は埼玉県立浦和第一女子高等学校アナウンス部、オープニングコーラスは伊奈町立小針中学校合唱部、講演は、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課浄化槽推進室浄化槽企画官吉川さんの「浄化槽と埼玉県の水環境」、つづいて川の再生活動の事例発表がありました(→比企の川づくり協議会HP)。
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午後は、第1分科会:始めの一歩<ボランティアの始め、地域の役に立ちたい>、第2分科会:美化活動のすすめ<ごみのない川、魚が泳ぐ川>、第3分科会:環境学習<地域と学校を結び、学ぶ>、第4分科会:多自然の川づくりと環境保全<自然と心を結ぶ川づくり>、第5分科会:100プランとまるごと再生事業<継続させる活動と交流>、第6分科会:水質改善<我が家の排水はどこへ行く。マナーの向上>の6分科会で川の再生地域交流会を埼河連(埼玉県河川環境団体連絡協議会)が行いました。

昨年(2015年2月8日)の川の再生交流会記事

※『市町村浄化槽整備計画策定マニュアル <官民連携による浄化槽の積極的な普及促進に向けて>』(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課浄化槽推進室、128頁、2014年2月)

  目  次
第1編 はじめに
第2編 生活排水処理基本計画と浄化槽整備計画
 2.1 生活排水処理基本計画と浄化槽整備計画の関係
 2.2 浄化槽の特徴を活かした整備計画
 2.3 汚水処理未整備地域における浄化槽整備のあり方
第3編 浄化槽の整備手法
 3.1 浄化槽を整備するための手法
 3.2 浄化槽整備計画の位置づけと目的
 3.3 浄化槽整備計画の内容
 3.4 浄化槽整備手法別の課題
 3.5 浄化槽の整備と関連法令
第4編 市町村設置型による事業計画の策定
 4.1 事業計画の概要
 4.2 地域状況の把握と整備基数の推計
 4.3 採用する浄化槽の選定
 4.4 事業計画の策定
 4.5 事業費算出と財政収支の検討
 4.6 実施体制の検討
 4.7 浄化槽台帳システムの整備
 4.8 条例の検討
 4.9 普及啓発・広報
 4.10 事業計画書の作成
第5編 浄化槽PFI事業の導入
 5.1 浄化槽PFI事業の導入に関する検討
 5.2  PFI手法導入可能性調査
 5.3 事業スキームの設定
 5.4 浄化槽整備事業の市場調査
 5.5 事業者選定方式
 5.6  SPCの形態、運営
 5.7  PFI手法を導入するための課題、推進策
 5.8 浄化槽PFI事業導入スケジュール
 5.9 第二期事業のあり方
第6編  PFI手法以外の民間活用手法
第7編 資料編
 7.1 都道府県構想策定マニュアル(概要)
 7.2  PFI事業可能性評価ソフト
 7.3 モデル検討事例:A市における市町村設置型事業計画検討
 7.4 浄化槽設置の設計における留意点
 7.5 浄化槽の施工における留意点
 7.6 浄化槽の維持管理における留意点
 7.7 浄化槽の維持管理費用と使用料
 7.8 浄化槽PFI事業の事例
 7.9 用語解説
 嵐山町の浄化槽PFI事業の紹介があります。

市野川クリーンアップ作戦 11月7日

吉見百穴前河川敷で開かれた第12回市野川クリーンアップ作戦に参加しました。参加者は吉見町・東松山市から700人。比企の川づくり協議会は「川の生きもの展示」です。新宿小の児童4人が手伝ってくれました。4日に仕掛けたモンドリ網には、ナマズやライギョ、ブラックバス、フナなどがかかっていました。川の中からオートバイやタイヤを回収し、シマヘビも捕獲しました。投網もして、エビや雑魚をつかまえました。
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市野川にもんどり網を仕掛ける 11月4日

11月7日(土曜日)、吉見百穴前市野川河川敷で第12回市野川クリーンアップ作戦が実施され、比企の川づくり協議会は昨年に引き続き「川の生きもの展示」をします。
今日の市野川の水深は1m20㎝強。全員胴長を着用し、右岸側にもんどりを3網を仕掛けました。今年はどんな魚が入るでしょうか(→昨年の記事)。渡辺代表は左岸まで渡り、もんどり網の回収作業の段取りを確認していました。
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水質調査の水を汲む 10月9日

比企の川づくり協議会の渡辺さんと、明日の環境みらいフェアでおこなう簡易パックテスト(COD)による水質調査に使う水を汲みました。九十九川水系の入山沼、施設排水口、神戸橋でペットボトル2本ずつ採取しました。
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「水の汚れを調べてみよう」は岩殿満喫クラブのテントで実施します。

環境みらいフェアのパネル作成 10月8日

10月10日(土曜日)に開かれる環境みらいフェア(松山市民活動センター、ウォーキングセンター前庭、午前10時から午後2時)に展示するパネルの作成を比企の川づくり協議会・市民の森保全クラブ・岩殿満喫クラブ合同でしました。参加者は渡辺さん、芦田さん、澤田さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの6名です。溜め池と九十九川の水質調査、市民の森の生きものや里山保全活動の写真を並べて6枚中5枚完成しました。
活動エリア航空写真

新宿小学校3年生市野川探検隊(水辺観察会) 9月3日

市野川を再生させ隊in松山の新宿小(しんじゅく)3年生の水辺観察会・川あそびの環境学習に参加しました。
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市野川の水温は24℃。こども逹はライフジャケットをつけ、体操着の下に水着を着て川遊びを楽しんでいました。

昨年の記事はこちら

野田館でパックテスト 8月21日

午後、野田館でパックテストで採取した水を調べました。
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携帯用のpH計とパックテスト(COD、亜硝酸態窒素、アンモニウム態窒素、硝酸態窒素、リン酸態りん)で水質を測定しました。パックテストの購入、野田館の利用、調査に必要な器具の提供、調査方法など教えてくださった渡辺さん、山本さん、ありがとうございました。

神戸橋上流の5地点での水採取 8月21日

九十九川(つくもがわ)の神戸橋上流の5ヶ所で水を採取しました。
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市民の森は九十九川の水源です。




入山沼、無名沼イ号、藤井沢沼の水質調査 8月21日

比企の川づくり協議会の渡辺さん、山本さんと簡易パックによる水質調査を実施します。入山沼、岩殿C地区ニアル無名沼イ号、藤井沢沼の水を採取しました。これらの沼は市民の森を集水域とする九十九川の水源で、生活排水は流入していません。
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調査項目は、pH、COD、亜硝酸態窒素、アンモニウム態窒素、硝酸態窒素、リン酸態りんです。

水質検査の候補地検討 8月8日

比企の川づくり協議会の渡辺さんと山本さんが、岩殿入山、青木ノ入地区のため池・水路、九十九川の水質調査パックテストの水採取候補地の現地検討に来てくれました。調査地点に児沢の田んぼを加えて、8月、9月中に2回調査し、結果は環境未来フェアで展示します。
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新宿小の授業支援 7月7日

市野川を再生させ隊in松山代表の渡辺さんの要請で、新宿小学校6年生(3クラス・82名)の市野川右岸河川敷での「市野川の生きもの調査」と講堂での「市野川・都幾川・滑川、3河川の水質調査パックテスト(COD)」の学習支援に参加しました。
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和田吉野川多自然工区の現場見学会と説明会 2月25日

国道407号線が和田吉野川を渡る吉野橋の上流駐車場に集合し、多自然工区(吉野橋上流660メートルの区間)とその周辺の状況を見学し、熊谷県土整備事務所に移動して、熊谷県土整備事務所河川砂防担当者から、「和田吉野川における多自然川づくりの概要」が説明されました。
現況のみお筋および右岸の河畔林を保全するために左岸側のみの片岸拡幅を実施。掘削深は0.6メートル以下。右岸側の河畔林のところは自然河岸のまま保全する。1981年の和田吉野川全体計画に基づく設計で工事した場合よりコストが縮減されるなどの内容です。
その後、埼河連(埼玉県河川環境団体連絡協議会)、熊環連(熊谷の環境を考える連絡協議会)、熊谷ほたるの会、比企の川づくり協議会、地元の平塚新田自治会(区)関係者が参加して、意見交換会を実施しました。
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多自然川づくりポイントブックⅢ『川の営みを活かした川づくり』(リバーフロント整備センター、2011年)において、多自然川づくりには、計画、設計、施行、維持管理の各段階において、市民の積極的な参画や関係者の多様な連携の仕組みを構築することが必要であると指摘されています。今回、地元の人たちのお話を伺いながら工事予定区間を歩きましたが、そのとおりだと再認識しました。

埼玉県『第21回川の再生交流会』 2月8日 

埼玉県主催『第21回 川の再生交流会 ~きれいな川を次世代へ 川の国埼玉~ 』(埼玉県河川環境団体連絡協議会協力)がさいたま市民会館うらわで開催されました。栄東中学・高等学校コーラス部の皆さんの歌声で始まり、川にやさしい浄化槽フォーラム埼玉代表の大石昌男さんの報告「排水マナーの向上と排水処理施設の完全達成を目指して」で午前の部は終了。比企の川づくり協議会からは6名が参加しました。
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午後から7つの分科会に分かれて報告・討議しました。第3分科会「環境学習 地域と学校」では、荒川クリーンエイド・フォーラムの藤森さんから話題提供として「荒川クリーンエイドでの環境学習の取り組み」を紹介し、6班に分かれて環境教育の取り組みについて話合いました。エコネットくまがやの皆さんと一緒で話がはずみました。

埼玉“いい川”づくり研修会 ② 1月29日

昼食を食べて、2011年度土木工学会デザイン賞優秀賞を受賞した「黒目川の川づくり」のフィールドワークに参加しました。浜崎黒目橋から黒目川の右岸を真高橋まで上り、橋を渡って左岸を戻るコースでした。東上線の鉄橋から下流が20世紀、上流が21世紀の川づくりです。瀬は淵、砂州、ワンドができています。
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午後は、討論テーマ・都市排水路河川の川づくり(戸田の川を考える会・水フォーラム・大石昌男さん)
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埼玉県の多自然川づくりについて報告「一級河川和田吉野川のおける多自然川づくり」(埼玉県熊谷県土整備事務所大嶋さん)
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「埼玉での多自然かわづくりの推進」は埼玉県河川砂防課長新井田さんもパネラーとして参加しました。山道さんのコーディネイトで16時10分まで全体討議が行われました。講座・見学・報告・討議とも研修会の目的に沿った内容で充実した研修会でした。
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閉会にあたり新井田課長、埼玉県河川環境団体連絡協議会・渡辺さんの挨拶がありました。
2月8日(日曜日)10時30分~16時、埼玉市民会館うらわを会場に、「川の再生交流会 ~きれいな川を次世代へ 川の国埼玉~ 」(主催:埼玉県、協力:埼玉県河川環境団体連絡協議会)が行われます。

埼玉“いい川”づくり研修会 ① 1月29日

朝霞市産業文化センター3階ホールで開かれた『埼玉“いい川”づくり研修会 ~多自然川づくりの技術と推進の方策~ 』に参加しました。
午前は、挨拶(埼玉県河川環境団体連絡協議会・山本さん)、主旨説明(NPO法人全国ミズ環境交流会・山道省三さん)
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講座1多自然かわづくりの計画と技術 ~特に低平地の多自然川づくりについて~ (リバーフロント研究所主任研究員福井直彦さん)
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講座2魚類の生育環境と川づくりのポイント(流域生態研究所・北海道・多自然かわづくりの専門家・妹尾優二さん)
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講座3黒目川の多自然川づくり改修と魚類相の変化(新河岸水系ミズ環境連絡会・小林一己さん)がありました。黒目川朝霞の2000年以来210回に及ぶ魚類生息調査とモニタリングの成果に感心しました。調べたことによって見えてくる。その場をよく調べていくことで、魚に川に教えられることを再認識しました。
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月の輪小学校4年生環境学習支援 1月22日

滑川町立月の輪小学校4年生(3クラス・120名)の環境学習を支援しました。雨天のため、市野川蛇行河川の自然観察会を中止し、校内で行いました。
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※川遊びで用意するもの 帽子、乾きやすい素材のシャツ、運動靴、ライフジャケット

※川遊びの5か条
   ①川は私たち生き物の源。魚・虫・鳥などの動物や植物のことをたくさん感じましょう
   ②川へは1人で行かない事。仲間どうしでお互いに注意しあって楽しく遊びましょう
   ③川は魅力があるが怖いところもあります。自分でよく考え自分のことは自分で守りましょう
   ④川は常に変化しています。遊ぶ前に下見し遊んでいる時は天気や流れを確認しましょう
   ⑤川へ入る時はライフジャケットをきちんとつけましょう

※自然で健康な川
   きれいな水がたくさん流れている
   川岸が自然護岸でコンクリートがない
   蛇行や瀬・淵がある
   河畔林や土手がある
   きれいな水に棲む魚がいる
   きれいな水に棲む水生昆虫がいる
   堰やダムがない
   工場や家庭の排水が流れ込まない
   川で遊んだり泳いだりしたい気分になれる川

※川の氾濫(はんらん)
 ……これら[滑川・市の川・和田川]の河川は当時大きく蛇行しており、平時における水量はさほど多くはないが、ひとたび大雨が降るとたちまち氾濫し、そのため川沿いの村々ではしばしば、洪水に見舞われ、その被害も甚大であった。しかしながら、一方では「村内用水ノ便リ[べんり]ナケレバ天水[てんすい]ヲ溜井[ためいニ湛[たた]ヘテ耕[こう]セリ」という所がほとんどであるため、少し日照りが続くと河川やため池の水量も減り、時には枯渇(こかつ)しすぐに干害が発生いかねないといった状況であり人々を苦しめたのである。……(『滑川村史』1984年、583頁)

※洪水
 かって「蛙が小便すれば水が出る」とか「常習被害」とか言われて、一寸振り込んでもすぐ水が出て被害を受ける地域があったが、特に越辺川筋の川辺、都幾川筋の下押垂、市の川筋の悪戸耕地、和田吉野川筋の下岡耕地等はその代表的な地域であった。従って台風等で洪水ともなるとそれは大変だった。川辺では「土手五合」といって水量が土手の半分までくると牛馬は高台に預け、下押垂では「氷川様の大門の草は一本取ってもいかぬ」と言って土手の切れぬように気をつかい、下岡では「土用水が一番恐ろしい、道の草まで枯れてしまう」といって夏の土用の洪水を最も恐れた。/人々にとって忘れることのできない東松山地内の大洪水は、明治四十三年(1910)・大正二年(1913)・昭和十三年(1938)・同二十二年(カスリーン台風、1947)等の洪水であった。……(『東松山市史 民俗編』1983年、182頁)

第11回市野川クリーンアップ作戦 11月8日

吉見百穴前で行われて市野川クリーンアップ作戦に参加し、川の生きもの展示をしました。
下流の市野川橋付近と上流の市野川・滑川合流地点付近からもんどり網を改修し、入っていた魚を仕分けて水槽に入れました。ナマズが2匹とスジエビ、ヌカエビ、モツゴ、タモロコなど。昨年に較べて、水温が低く(14℃)、水位も下がっていたせいか網に入っていた魚の量も、種類も少なかったようです。ブルーギルやバスの外来魚はいませんでした。
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新宿小3年の水辺観察会・川あそび環境学習

「市野川を再生させ隊in松山」の新宿小(しんじゅく)3年の水辺観察会・川あそびの環境学習に参加しました。
吉見百穴駐車場と市野川橋の間の右岸です。仕掛けておいたもんどり網には、80㎝位のライギョ(カムルチー)もかかっていました。
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市野川高橋でキツネノカミソリ鑑賞会 8月10日

市野川水系の会in滑川主催のキツネノカミソリ鑑賞会が開かれ、雨天の中、滑川町の吉田町長、滑川町民など40名が参加しました。東上線の森林公園駅の近くです。
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上流も豪雨だったのでしょう。市野川の水量が一気に増えました。
高橋から撮影。左は9時15分。右は40分後の9時55分頃。
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キツネノカミソリはヒガンバナ科です。ヒガンバナはカンカン日が照りつける農道でも元気に育ちますが、キツネノカミソリは木漏れ日のある落葉広葉樹(ここではクヌギ)の林床に育ちます。
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代表の日下さん、澄川さん、上野さん、朝早くからの会場準備、ありがとうございました。
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※キツネノカミソリの育成管理の仕方 
  重松敏則『新しい里山再生法-市民参加型の提案 (林業改良普及双書 (No.130)) 』62~64頁から引用。

 里山のある場所を訪れると、林床一面に草花が開花しているとしたら、どんなに素晴らしく、楽しいことであろうか。チューリップやスイセンのような園芸植物を用いた例なら、これまでにもみられるが、これらは植え替え、施肥、雑草取り、消毒などに、多大な労力や費用を必要とし、面積も限られる。その点、野菜の草花であれば、写真1-4例に示すように、刈取り程度の簡単な管理だけで、ほとんど自生状態で存続させることができる。また、森林景観の上でも、野趣を添える草花類は園芸種よりも適切である。
 ただし、野生種といえどもその定着と繁殖には、各々の種類に適した土壌水分条件や光条件が必要であり、それぞれの生育環境の要求に適した管理を行うことによって、目的とする草花の開花と繁殖を達成することができるのである。
 以下にその例として、キツネノカミソリ、ササユリの管理手法を述べる。
 ①キツネノカミソリ
 写真1ー5(略)は、夏期のクリ園の林床を彩るキツネノカミソリの開花と、その冬期の様子である。キツネノカミソリはこのように、落葉広葉樹のクヌギ、コナラ、クリなどの林床を生育地とし、林内が明るくなる冬の落葉期に葉を広げ、光合成をする。その後、樹々が若葉を出して林内が暗くなると休眠期に入り、地上から姿を消す。そうして、7月下旬~8月下旬ころに休眠から覚め、花を咲かせるのである。落葉広葉樹林の環境に、実にうまく適合した植物だと言える。
 さらにクリ園の場合では、秋の収穫期に先んじて、毎年9月上旬に下刈りが行われるので、他の低木類や草本植物の繁茂は抑えられる。キツネノカミソリは影響を受けることなく、冬期の光条件が確保されるので、いっそう都合が良いことになる。
 落葉広葉樹林であれば、キツネノカミソリは鱗茎の植え付けによって、容易に林床に導入することができるが、立地には斜面下部から谷部の土壌水分条件に恵まれた場所、すなわち栗園に適したような場所を選定する必要がある。
 キツネノカミソリの育成管理は、基本的には栗園の場合と同じ時期に、年1回の下刈りを行うだけで良いわけだが、花柄が地上部に伸長してくる直前の7月上・中旬ごろに、下刈りを実施するほうが、他の競争植物を抑える点では効果的である。しかし、これだとキツネノカミソリの花柄だけが目立つことになり不自然であるから、草丈の低い青草との共存を考慮すると、刈取りは6月下旬か9月上旬ころということになる。(後略)

新宿小・月の輪小の授業支援 7月3日・4日

3日は、東松山市立新宿(しんじゅく)小学校6年生、4日は、滑川町立月の輪小学校4年生の総合学習の支援をしました。いずれも市野川の生きもの(魚・植物)調べに関わる内容でした。
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案内:武州・入間川プロジェクト展 2月2日まで

武州・入間川プロジェクト展
展示期間:2014年1月27日(月)~2月2日(日)
展示場所:川越駅直結の商業ビル・アトレ7階 武州ガス展示スペース「ビーポケット」

比企の川づくり協議会のポスター

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