被害総額172億円は氷山の一角
警備サービス企業ALSOKが鳥獣害対策事業に参入
ジビエを活用した外食メニューをJR東日本グループが手がける理由
若手農家が連携し、獣害から地域を守る
獣肉と無農薬野菜をブレンドし、「農家の顔が見える」商品を開発
排除ではなく、出没を減らす -田口教授の提言
イヌを活用した防御策を実施
「コンパウンド・ボウ」の導入
社員を地域活動の担い手に
より高精度なわなの開発


・田口洋美『クマ問題を考える 野生動物生息域拡大期のリテラシー 』(ヤマケイ新書、2017年4月) 
はじめに

第1章 平成のシシ荒れ
 動き出した動物たち/受け身なクマ/自然変容説から環境適応説へ

第2章 生息域拡大期の現実
 1 人喰いグマはいるのか ヒグマとツキノワグマ/肉食するクマ
 2 被害の二重構造
  2-1 春期 個体間の距離/クマの子殺し行動/行動の同調性/春期の人里出没/繁殖期の出来事/目撃情報の表と裏
  2-2 秋期 採食行動の拡散/秋期の人里出没/沈静化する夏
 3 むき出しの都市 河川を移動するクマ/痺れる現場/都市という名のフロンティア/人里に依存するクマ

第3章 近世の相克 「シシ荒れ」森の消長と野生動物
 1 生きるための闘い
 2 旧弘前藩領での出来事
 3 動く森の片隅で シシ垣のある風景/近世における鳥獣害対策/村に雇われた猟師/近世から近代へ/山の消長とイノシシの動き/猪鹿害の再発/里山の奥山化

第4章 狩猟の公共性
 1 接近する被害現場 ─バリア・リーフ構造の崩壊─
 2 猟と農耕 狩猟と駆除、そして個体数調整/狩猟と農耕
 3 狩猟の公共性

第5章 クマと向き合う
 捕獲と威嚇のメッセージ性/規則性と不規則性/ゾーンディフェンスとオフェンシブなアクション/遭遇しないために

おわりに

特集:シカによる影響を低減するための最新知見と課題(日本森林学会『森林科学』79号、2017年2月)
梶光一「イントロ〜ニホンジカ管理の近年の状況」
八代田千鶴「シカの捕獲体制の構築と課題」
飯島勇人「シカの個体数推定法の変遷と課題」
明石信廣「森林におけるエゾシカの影響を把握する」
浅田正彦「シカ対策を支える人材育成の課題〜研究者、行政、住民〜」
長池卓男・飯島勇人「アメリカ合衆国ペンシルバニア州でのオジロジカ管理に学ぶ-複数の主体の協働による順応的シカ管理-」


   研究テーマについて
   イノシシの生態、農作物被害の現状
   その対策について
   鳥獣害対策において、住民への情報伝達及び協力体制はどのようなことが必要か?
   野生鳥獣と人間(地域)が共生(共存)していくためにはどのようなことが必要か?