2016年1月、市民の森のアカマツには松枯れ防止のために樹幹注入剤注入が実施されました。その際、市民の森のマツ(テーダマツ、アカマツ)の高木全てにナンバーがふられ、樹幹注入剤を使用したアカマツには、調査年月日、施工年月日、樹木番号、胸高直径、薬剤本数を記入したシートが貼りつけられました。
IMG_4457●市民の森施設平面図1600×1200

市民の森の岩殿物見山駐車場から地球観測センター向かって舗装された園路を歩いて行くと、途中で入山沼にに向かう尾根の園路がわかれます。この地点に地区ナンバーI1番のマツがあります。さらに入山沼に向かう尾根の園路をすすんでベンチがある地点(地図A地点)に到着すると、尾根の園路北向き斜面にはJ1番、清澄ゴルフ場が下に見える西向き斜面にはJ266番、J267番(Jの末番)、南向き斜面にはI185番のマツがあります。そこで、2016年1月現在で中央園路からこの地点までのI地区(東向き斜面)には185本のマツがあり、この地点から始まるJ地区には267本のマツがあったことがわかります。
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B地点は園路の階段が終わった場所で、ここにはI633番、J164番のマツがあります。
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5の数字がふられた赤いプラ杭があるのがC地点です。ここから東側が市民の森保全クラブの作業エリアです。杭付近にはI858番からのマツがあります。北向き斜面のJ262番は所在不明。A地点からC地点の間のマツの本数(この間は尾根にアカマツ、斜面にはテーダマツが多い)は園路沿いと南向斜面(I)には673本(I866を足して)、北向き斜面と北に突き出た尾根部分(J)には261本、テーダマツ、アカマツ合わせて尾根と南北斜面には、934本のマツがあったことがわかります。
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さらに尾根の園路をすすんで四阿からカーブして作業道に下りて行きます。そこがD地点でI872~874番、I875番、J265番のマツがあります。J263番は上の四阿のそば、J264番は下りカーブ途中にありました。
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まとめると、市民の森保全クラブの作業エリアには2016年1月の時点で、南向斜面にはI858~75番(I866番はエリア外)の17本、北向き斜面にはJ262~265番の4本、合わせて21本のアカマツ(エリア内にはテーダマツはない)があったことがわかります。現在は、南北斜面とも伐採等でアカマツの本数はさらに減っており、作業エリアについてはコナラが他種を圧倒する「ドングリの森」であることを示しています。

2016年1月時点でA地点から作業道に下りていくまでの範囲にマツが955本あったことがマツにふられた通し番号の合計から知ることができましたが、その本数の多さに改めて驚かされます。2000年4月に市民の森が都市緑地として公開された時点で、市民の森全域に「松約9000本」あったと言われていますが、この数もハッタリではなさそうです。