しぜんたんけんずかん(5)『落ち葉でしらべよう どんぐりのいろいろ』(松原厳樹 絵・文、小峰書店、1999年)を読みました。
 どんぐりとはブナ科のナラやカシの木の実(堅果)のことです。どんぐりはそれぞれがとてもよく似ているので、くべつをするのがなかなかむずかしいのですが、この本ではまず第一に、その木が常緑樹であるか落葉樹であるかに注目してもらいます。つぎに葉の形や色、樹皮のとくちょうをかんさつし、どんぐりのかくと(殻斗:はかまともいいます)についてもていねいにしらべることによって、種類がわかるようにしました。
 木の葉は上の方の枝と下の枝では形がちがうばあいがあります。また生長するとちゅうで色や形がかわることもあり、どれが典型的な形であるかをみつけることが重要になります。落ち葉はたいていのばあい成熟したもので、数も多く、そのうえ高いこずえの葉までまじっていますから、あつめてみくらべれば、典型的な形の葉をさがしだすのに役立ちます。
松原厳樹『落ち葉でしらべよう どんぐりのいろいろ』目次
どんぐりひろい
どんぐりのいろいろ
どんぐりのひみつ
 ○くらべてみよう【ヒマワリと】
どんぐりのなる落葉樹1 コナラ
 ○ゾウムシのいたずら
どんぐりのなる落葉樹2 ミズナラ
 ○オトシブミの芸術作品
どんぐりのなる落葉樹3 クヌギ
 ○どんぐりににている虫こぶ【クヌギタマフシ、ナラタマフシ】
どんぐりのなる落葉樹4 カシワ
どんぐりのなる常緑樹1 シラカシ
 ○シラカシとウラジロガシの葉をくらべると
どんぐりのなる常緑樹2 アラカシ
どんぐりのなる常緑樹3 アカガシ
 ○木のうろは動物のたいせつなすみか
どんぐりのなる常緑樹4 マテバシイ
 ○どんぐりごまにきれいな色をぬるには【下塗りに白色のジェッソをつかう】
どんぐりのなる常緑樹5 スダジイ