長野県佐久市の道の駅・ヘルシーテラス佐久南の農産物・物産直売所で買った豆腐です。

佐久産大豆
あやみどり使用

一丁160円(内税)の豆腐 →?円(100グラムあたり)
                【内容量の記載なし】
名称:もめんとうふ
原材料名:大豆(あやみどり)
    凝固剤塩化マグネシウム
    消泡剤
消費期限:18.04.07
保存方法:要冷蔵5℃~10℃
製造者:つるや豆腐店合同会社
 【佐久市下越155-10】
 ℡0267-82-30…
プラ

青大豆品種「あやみどり」『全国農業新聞』2009年6月5日記事)
 新品種紹介 「あやみどり」-緑色きれいな豆腐用青大豆-
 長野県野菜花き試験場は、緑色で外観が良く、病害に強く倒伏も少ない豆腐加工用の青大豆品種「あやみどり」(旧系統名・だいず東山青211号)を開発した。  
 「あやみどり」は「信濃青豆」と「天津青大豆」に由来する青大豆系統と「タチナガハ」を改良した系統から生まれた。種皮とへそが緑色で子実の外観が良く、子葉も緑色。ダイズモザイクウイルスと紫斑病に強く、病害粒の発生が少なく良質であるほか、長葉で普通品種並に草型が良く倒伏の発生も少ない。豆腐に加工すると淡緑色となり、甘みのある味になる。

耕作放棄地を賑やかす「あやみどり」の煎り豆JA長野県『長野県のおいしい食べ方』2012年4月4日記事より)
塩尻生まれの緑の大豆「あやみどり」
その新商品とは、今年の2月18日から販売されている「彩っこ豆」。「あやみどり」という地元産の大豆を使った豆菓子です。シンプルに煎っただけという潔さが売りの「煎」、塩をまぶし、お酒のおつまみにぴったりな「塩」、砂糖をまぶしたおやつ向けの「甘」の3種類がラインナップされています。
ポリポリと食べてみれば、しっかりとした食感の割にやわらかく、食べやすくてびっくり。豆の味が濃く、無意識のうちにどんどん食べてしまうおいしさで、リピーターが続出しているとのこと。最高のお酒のおつまみです。(*^_^*)
あやみどりは、塩尻市にある長野県野菜花き試験場で2009年に開発された新品種の大豆。名前の通り鮮やかな緑色が特徴で、味が濃く香りも強いため、豆のおいしさが存分に味わえる煎り豆にぴったりの豆なんです。

耕作放棄地を蘇らせよう
塩尻市は、長野県のほぼ中央に位置し、レタスやブドウ、ワインづくりで有名です。しかし農業が盛んな塩尻市でも、やはり耕作放棄地は課題となっていて、市内には約47ヘクタールもの耕作放棄地が存在していました。
そんな耕作放棄地を何とか有効活用しようと、2010年10月に一般社団法人塩尻市農業公社が設立され、翌年2011年から荒れた畑を整備し、耕作してきました。その際、畑で栽培されることになったのが、ソバ、小麦に加えて「あやみどり」「ナカセンナリ」という2種類の大豆だったのです。

地産地消の特産品が誕生
昨年度は、耕作放棄地10ヘクタールで「あやみどり」「ナカセンナリ」を栽培し、約12トンを収穫しました。収穫された大豆のうち「あやみどり」は「彩っこ豆」に。「ナカセンナリ」は農業公社が2月頭より販売している「塩尻名物 山賊焼のたれ」「天然醸造丸大豆醤油」に使われます。

新しいアイディアが続々登場!
塩尻市農業公社によると、来年度は栽培面積を2倍に広げる予定とのことです。ゆくゆくは耕作放棄地47ヘクタールの内、諸事情で手をつけられない10ヘクタール以外を公社で耕作し、維持していく計画なのだとか。
塩尻市農業公社の石井達郎常務理事は、「現在は公社が耕作放棄地を耕作しているけれど、生産技術を確立させて、今後は若い夫婦などが就農できる農業を提案していきたいね」と話します。
石井さんは、さらに耳寄りな話を教えてくださいました。
「大豆などの加工品は、やっぱり品種の特性と地産地消というポイントを生かして、長く愛される商品にしたいね。それが長い目で見たときに農業振興に貢献できると思うんだ。実は今、大豆を使った豆腐やプリン、ドーナツも試作中なんだよ」
塩尻生まれ塩尻育ちの大豆を使った新商品に、期待が膨らみます。