藤崎達也『観光ガイド事業入門 立ち上げ、経営から「まちづくり」まで』(学芸出版社、2012年3月)を読みました。

『観光ガイド事業入門』目次
はじめに
Ⅰ 地域の魅力を伝える―ガイドという仕事
  1 知床での自然ガイドサービス誕生の経緯
  2 流氷ウォークの誕生
  3 シペル(シレトコ先住民族エコツーリズム研究会)の誕生
  4 田野畑村「番屋エコツーリズム」の誕生
Ⅱ 組織づくり
  1 組織づくりのタイプ
    *行政、観光協会、商工会といった組織が中心となっているケース
    *個別の民間企業が中心となっているケース
    *趣味やボランティアのグループが始めるケース
  2 組織づくりの要点
    *事業は人なり!
    *ガイド組織の法人化
  3 ガイド事業の経営
    *ガイド事業経営の様々な指標
    *競合他社の考え方
    *補助金や助成金などの考え方
Ⅲ マーケティングの基本―企画・商品化(Product)
    *ガイド事業における「マーケティングの4P」
  1 企画・商品化への基本姿勢
  2 企画
    *専門性の排除
    *手ぶらの原則
    *不快を快適に
    *ギャップの演出
    *エッジを効かせる
    *売られやすさ
    *誘導やコントロールの発想の排除
  3 商品化
    *ラインアップ
    *ブランド
    *商品ライフサイクル
Ⅳ マーケティングの基本―価格(Price)
  1 ビジネスとして事業の継続をめざす場合
    *価格の決め方
    *保険料について
  2 ボランティアガイド主体で事業の継続をめざす場合
Ⅴ マーケティングの基本―広報・宣伝(Promotion)
  1 インターネット
    *結局、文字が重要
   *Q&Aからコンテンツを拡充
   *写真やデザイン、色などで訴求
  2 プレスリリース
  3 日常的な広報担当者とのコミュニケーション
  4 チラシやパンフレットの作製
Ⅵ マーケティングの基本―流通経路(Place)
  1 旅行会社
  2 オプション
  3 ホテルなどの宿泊施設
  4 インターネットの個人予約
Ⅶ ガイドの育成
  1 ガイドに向いているキャラクター
   *物知り旅人タイプ
   *地域に惚れ込んでいるタイプ
   *接客業が好きなタイプ
  2 ガイドに向いていないキャラクター
   *コミュニケーションが苦手なタイプ
   *思想の強いタイプ
  3 ガイドの育成プログラム
Ⅷ リスクマネジメント
  1 リスクマネジメントの基本的な考え方
  2 リスクマネジメントの実際
   *緊急連絡フローの作成
   *ドライスーツなどの安全装備
   *救命処置法の習得・定期的な訓練・資格の更新
   *流氷上、雪上、林床内等、様々なシチュエーションでの訓練
   *スタッフノート等を通してヒヤリハットの共有
   *リスクマネジメント担当者の設置とMFA[MEDIC First Aid]インストラクター資格取得
   *誓約書・保険
Ⅸ まち巡りガイドなどへの応用
   *観光は夢を叶える産業
  1 ガイド業はコンシェルジュでありホスト・ホステスである
  2 まち巡りガイドはまちを巡ることにこだわらない
  3 旅行会社や地元のバス会社などと共同企画をしてブラッシュアップを
  4 まち巡りガイドといえども重要なリスクマネジメント
  5 小さなガイド団体向けの戦略―広域連携
Ⅹ 観光地におけるガイドプログラム発展のための環境整備
   *ガイドツアーとまちづくり
  1 人出の変化に対応すること
  2 町並みや風景の変化に対応すること
  3 自然保護への対応
  4 サービスの変化への対応
  5 行政サイドの施策をPRするスポークスマンの設置
   *自然保護地域における利用規制やルールなどの広報
   *自然素材の消費の回避
   *民間サイドと行政サイドの中間的な立場
   *宣伝マンの交代による新陳代謝の活性化
   *企業スポンサードなど連携の模索
おわりに