岩殿D地区の中段の耕作放棄地は、入山沼へ向かう道路下の部分は常に湿気った状態であることが車窓から見えますが、雨が降ったあとは行き場を失った水が一面に拡がっています。
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D地区が田んぼであったことは何年も前に使った畦シートがそのまま埋まっていることからわかります。道路下の水路と田んぼを隔てる畦はすでに消滅し、田面と水路を区画するものが何もありません。水路復旧には、D地区、E地区全体の排水をどうするのか検討することが前提になります。
入山沼下の耕作放棄された田んぼはヤナギやハンノキが侵入、密生した湿地となっています。谷津の湿地化の拡大とはこういうことでしょうか。