市民の森の園路で死んでいました。タカチホヘビでしょうか。
PA270026PA270025

IMG_0779

IMG_0781

IMG_0774

藤田宏之,石井克彦(川の博物館)「大里郡寄居町におけるタカチホヘビの記録」(川博紀要 12号 2012:13-16)
 タカチホヘビ(Achalinus spinalis)は本州・四国・九州と、そのすぐ近くの沿岸島などに分布し、全長 30 ~ 60cm(千石,1996)の小型のヘビである。土中、倒木、石の下、落ち葉の下などに生息し、おもにミミズを餌とする。鱗は真珠光沢があり、タイル貼り状で重ならないので皮膚は裸出しているのが特徴である。
 埼玉県での本種の記録は少なく、おもに秩父地方での生息が確認されているが、埼玉県レッドデータブック 2008 では絶滅危惧II類に指定されている(埼玉県 ,2008)。……