市民の森保全クラブが2015年度に取り組んだ第2次東松山市環境基本計画市民推進委員会市民プロジェクト「市民の森保全事業&森の魅力発見プロジェクト」の記録です。

【活動日誌】

4月10日(6人参加、昼食会)会員数11人。新代表に澤田則茂さんを選ぶ。コナラ・クヌギの苗40本を植樹。11日、6本追加。

4月26日(6人参加、昼食会)市民の森に隣接する林地のアズマネザサの刈り取り。

5月8日(8人参加)笹刈りと枯損木の伐採。

5月24日(ゴミゼロ運動で活動中止)

6月12日(雨天のため活動中止)

☆6月15日(3人参加)森の魅力発見プロジェクト下見(森林インストラクター二宮さん、朝霞湿性植物保護の会横尾さん)

6月28日(7人参加)植林した苗のまわりの下草刈り。ハチ刺され1人。

7月10日(5人参加)降雨後の作業現場は滑りやすいので、高坂丘陵市民活動センターで、10月10日に行われる環境みらいフェアの出展計画について話しあい。

7月26日(6人参加、みどり公園課長)隣接する林地の笹刈り。

8月14日(6人参加)環境みらいフェア出展について検討。

8月23日(7人参加)刈払機と鎌で林床の笹刈り。入山沼道路の草刈り。

9月10日(6人参加)環境みらいフェア取り組みや今後の活動の方向など話合い。

9月11日(5人参加、みどり公園課2人)市役所のウッドチッパーで伐採木の枝条をチップ化し、作業道に敷く。

9月18日(5人参加)森の魅力発見プロジェクト下見(二宮さん、中村さん)

9月27日(6人参加)現場が湿気ってすべりやすいので、丘陵センターで、環境みらいフェアの取り組み「松ボックリでクリスマスツリーをつくろう」の細部の打ち合わせ。

9月28日(3人参加)石坂の森、市民の森植物調査(二宮さん、中村さん)。

10月8日(6人参加)環境未来フェアのパネル作成。

10月9日(7人参加)環境みらいフェア販売用農産物のパック詰め。 

10月10日(9人参加)環境みらいフェア出展

10月25日(6人参加)刈払機と鎌で林床の笹刈り。

11月13日(7人参加、みどり公園課2人、昼食会)

11月16日(5人参加)市民の森の魅力発見ウォークのコース設定、準備(二宮さん、中村さん)。

11月22日(5人参加、昼食会)チェンソーで枯損木伐採。植林用の苗作りのためコナラのドングリ・実生を採集。

11月29日(14名参加)市民の森の魅力発見ウォーク。

12月11日(雨天のため活動中止)

12月18日みどりの埼玉づくり県民提案事業補助金事業「市民の森里山保全作業プロジェクト(3年次))の県予備監査を受ける。

12月27日(8人参加)コナラ伐採、木に架けている巣箱、3箱の点検。

1916年1月8日(5人参加、昼食会)落葉掃き&焼き芋体験イベントの準備作業。

1月13日(3人参加)イベント準備作業。

1月14日 落葉掃き&焼き芋体験イベント実施に向け、伐採木枝条焼却灰、チップの放射能測定(森の測定室)。焼却灰(147Bq/kg)、チップ(41.4Bq/kg)。1月21日 残雪のために24日の落葉掃き&焼き芋体験イベント中止を決定。

1月24日(10人参加)新年会。

1月25日 降雪で落ちた枝についているテーダマツの松ボックリを採集。

2月12日(9人参加、昼食会)落枝の整理。落葉やチップを堆肥箱に入れる。コナラ伐採。クヌギ苗5本植樹。

2月22日 テーダマツの実生苗採集(20本)

2月28日(9人参加、昼食会)下の作業道沿いのコナラ伐採。

3月11日(8人参加)天候回復が遅れたため、高坂丘陵市民活動センターで今年度の事業と来年度の活動計画などについて話合い。

3月27日(予定) 市役所のウッドチッパーでチップ作り。堆肥箱に落葉・チップを詰める。

 2015年度写真12015年度写真22015年度写真3


【事業による効果】

市民の森保全事業:4年間の活動により、刈払機によるアズマネザサの刈払いやチェンソーによる伐木作業は、ワザの向上やチーム力で事故なくすすめることができた。苗の植樹や萌芽更新が可能な林冠が開いた明るい林床もうまれているが、保全活動の成果を確かめるためのモニタリングには人員を割けなかった。ウッドチッパーにより作業現場に積まれた伐採木の枝条処理ができた。

市民の森の魅力発見プロジェクト:植物観察会で、園内では物見山駐車場~地球観測センターと入山沼北側園路に四季の変化を楽しめる林床があることが判った。林内散策や観察会参加者から保全クラブの会員増をはかることはできなかった。

 

【今後の課題】

刈払機やチェンソーの部品交換や修理代がかさんで来ているので、作業前・後のエンジン調整や歯の目立てなどの技術を研修する。作業機器操作や伐木技術のスキルアップ研修会を実施する。林床管理は刈払機だけでなく、鎌やハサミを使った細やかな管理が必要である。