嵐山町の武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(緑のトラスト保全第3号地)の定例の生きもの観察会に参加しました。今回は講師の二宮さんは不在で、参加者同士で教えあいながら寄り道をしながらいつものコースを巡りました。
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市民の森と同じ様に、トラスト3号地でも枯損木やコナラの伐採がボランティアの手で行われています。伐り株にチオファネートメチルの殺菌剤トップジンmが塗布されているものもありました。「自分の唇に塗れないものは切り口に塗るな」(シャイゴ、Alex L Shigo、CODITモデル提唱者)という言葉があるそうですが、木工ボンドに墨汁をまぜたものを塗るとか癒合剤のカルスメイトを塗るとかいろいろあるようです(→日本緑化センター緑化樹木の剪定技術-グリーン・エージ掲載記事」)。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」といい、サクラは切ったところから腐りやすいそうです。枯枝、腐朽枝、天狗巣病などにかかった罹病枝など市民の森でも目立ちます。サクラの不要枝を剪除をする機会があれば、参考にしたいと思います。

トラスト3号地とは
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さいたま緑のトラスト協会『グリーンアルファ』102号

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風のない静かな一日で、細原の半島の先のススキ原ではのどかな春の陽気を感じました。月川荘の河原でバーベキューを楽しむ家族連れやトレイルランを楽しむグループなどにも出会いました。