江戸時代から290年間熊谷を見守った文化財・愛染堂を修復し
日本最大級の坐像、愛染明王坐像を再び熊谷へ!
DSCN1826

昨年の記事で紹介している熊谷市下川上(しもかわかみ)の愛染堂(あいぜんどう)の修復事業。500万円を目標額(2月29日23:00まで)にしてクラウドファンディングが始まりました。このプロジェクトの概要は、「江戸時代から290年間熊谷を見守った文化財・愛染堂を修復したい」、フェイスブックの公開グループ「熊谷宝乗院愛染堂を救おう」の投稿をご覧ください。

愛染堂は伊豆三島神社と下川上自治会館の間にあり、近くに星宮公民館(熊谷市役所星宮出張所)があります。
DSCN1824



ここから歩いて10分程の所に上之村神社(かみのむら)・大雷神社(だいらい)があります。
DSCN1840
嵐山町の七郷地区では、干ばつの時には大雷神社に参拝して水を汲んできて雨乞いの神事を行っていました(1958年)。1933年(昭和8)の比企地方の干害の記録(『埼玉日報』)や、雨乞い祈願の獅子舞の思い出(越畑)が語られています。1978年(昭和53)には、雨が降らず、都幾川や越辺川まで干上がってしまったようです(『読売新聞』)。

愛染堂は「愛染」が藍染に通ずるため、江戸中期から昭和にかけて染物・織物職人の守り神として関東一円の染織業者からの信仰を集め、「講」もあったようです。また子どもの夜泣きやかんしゃくなど「カンの虫」を治す虫封じでも知られていました。比企郡にも「紺屋」(こうや、染め物屋)の屋号を持つ農家がありますが、荒川をこえて下川上の愛染堂にお詣りする事があったかもしれません。