児沢の上の畑のキュウリやトマトが食い荒らされていたので、東松山市生活環境課に電話して捕獲器を設置してもらいました。キュウリを食べたのはタヌキのようですが、アライグマの足跡もありました。
DSCN7373DSCN7371

DSCN7366DSCN7376
アライグマはスイカが好きだとのことで、アンドーナツを餌にしてワナをスイカの近くにおきました。

※ブログの記事「アライグマの在来生物への食害対策」、「アライグマの肢の特徴」、「捕獲器にタヌキがかかる

2015年4月22日7:45 - 8:00にNHKニュースおはよう日本で放送されたリポート
アライグマが増殖し、農業などに深刻な被害をもたらしている。埼玉県で捕獲された数は、昨年度、2月までの集計で3238頭で、4月から5月にかけては1 年で最も増える出産時期……
アライグマはもともと北米に生息、日本にはペットとして持ち込ま れ、捨てられた個体が野生化し繁殖、全国に生息するようになった。おととし、全国で捕獲されたのは約3万頭、この5年で2倍になっている。(環境省統計資 料より)。
さらに、絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオも市民団体の調査でアライグマに捕食されていることが分かった。市民団体の男性は、サンショウウ オの頭や足がちぎられていて、調べるうちにそういう食べ方をするのはアライグマだろうと判明したと話す。また、アライグマは空き家を占拠。糞尿を撒き散ら し、押入れを荒らしていた。
埼玉・東松山市でアライグマを捕獲する専門職員として働く元ハンターの男性は、これまで2000頭を捕獲。捕獲に最適 な食べ物は、あんドーナツだという。アライグマは繁殖期に、脂肪分やたんぱく質が多いものを捕食したがるため。荒らされた空き家にあんドーナツを仕掛ける と、4日間で3頭捕獲できた。
埼玉県農業技術研究センターの専門家は対策のポイントとして、農作物を柵で守ったりゴミをむやみに捨てたりしないことで食べ させないこと、空き家などに住まわせないことを挙げ、アライグマにとって嫌な環境を作ってゆっくりゼロにしていく方向に持っていくことが重要と指摘する。……
凶暴で病原菌を持っていることもあるため、埼玉県では、見かけてもみだりに近づかず、市町村に必ず通報するよう呼びかけている。
※2015年6月24日、テレビ朝日モーニングバードで放送されたレポート
今、野生のアライグマが住宅地で急増している。その理由は空き家の増加と関係していた。埼玉県の東松山市ではアライグマによる農作物の被害が頻発している。アライグマは愛らしい見た目とは裏腹に気性が荒く、特定外来生物に指定されている。農作物のみならず養鶏場では鶏も襲われている。元々アライグマは北米や中南米が原産だが1960年代から野生化が始まった。
これまで2000頭のアライグマを捕獲した塩島達三さんは長年の経験から捕獲にもっとも最適なエサはあんドーナツだと紹介。捕獲活動に同行すると5日前に設置した檻にアライグマがかかっていた。集会所として利用している施設で捕まったアライグマはまだ足取りもおぼつかない子供のアライグマであった。屋根裏にカメラと檻を設置すると大人のアライグマと子供のアライグマが映っていた。このようにアライグマは空き家で繁殖する傾向が強くなっているのである。
最 近は空き家問題が深刻となっているがこういった問題も出てきている。アライグマの被害は5年前から増えており、埼玉県のアライグマ捕獲数と空き家の推移は比例して増えている。山名裕子は映像を見せることで危機意識が高まるとした。また埼玉県農業技術研究センターの古谷氏は今が出産・子育てシーズンなので今、手を打たないと来年激増すると危惧している。