昨日で、今年の田植えは終わり、今日は、17㎜程の雨があったので、籾摺りをしたり、本を読んだりして過ごしました。
Food Watch Japan 農業・食品・外食にたずさわるプロの新しい視点』のチーフエディター・齋藤訓之(さいとうさとし)さんの『有機野菜はウソをつく』(SB新書288、2015年2月)を読みました。
目次は、第1章 有機農産物だから安全・安心は大きな間違い
     第2章 作物・土・成長のしくみから考えて有機栽培ははたしてベストか
     第3章 有機農業はどのような経緯で支持を得てきたか
     第4章 有機栽培である必要はない
     第5章 健康な野菜を見分けることができる、それが賢い消費者 です。

第4章に「優れた生産をしている人はここが違う」に優れた生産をになうポイント(247頁)が揚げられていました。
【A 最も重要なベンチマーク】
a-1 単收を高める。

【B 基本的な態度】
b-1 コントロール可能なもののコントロールを放棄しない。
bー2 すべてコントロールできると考えない。
b-3 人・モノ・金・時間の投入を抑えるように考える。
bー4 技術を高めること、新しい技術を取り入れることを放棄しない。

【C 重要な判断基準】
cー1 土の内容と働きを考えて、その効果を引き出すように働きかける。
cー2 作物全体が健康に生育し、作がそろうように働きかける。
cー3 作業や資材等は、環境への負荷を考慮して選択する。

【D 要求される実践】
d-1 作業を記録する。いつ、どの圃場で、どんな作業をしたか。どんな機械、道具、種苗、資材等を使い、何人で何時間を要したかなど。
dー2 必要なタイミングで必要な働きかけを行う適期作業を励行する。
dー3 肥料、農薬等は必要なだけ、適量を使い、ムダを出さない。
dー4 管理には、有無や数値で表現できる指標で、しかも意味のある指標を用いる。
dー5 科学的に無意味な資材は使わない。
dー6 法律を遵守する(農薬取締法、肥料取締法、その他)。

よい生産者になるには、栽培や土壌のことをよく勉強し、頻繁に田んぼや畑を訪れて、作物の状態を細かく把握し、変化を見逃さない観察眼と技術力を持つことでしょうか……。

※『Food Watch Japan』、『食べ物記者 齋藤訓之 のホームページ