東松山市役所総合会館4階多目的ホールで開かれた環境基本計画市民推進委員会2015年度第1回「市民環境会議」で環境まちづくり活動事例発表をしました。岩殿満喫クラブのほか、市野川こどもエコクラブ、子ども理科教室・東松山の2団体が発表しました。
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※岩殿満喫クラブの発表資料


今回の「市民環境会議」は事例発表でしたが、事例報告にたえる内容を目指していきたいと思いました。

「発表」と「報告」の違い
 以下、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所代表・川北秀人さんのブログ『川北秀人on人・組織・地球』の「「発表」と「報告」の違い [2014年03月26日(Wed)] 」から引用

 ……今回は「報告会」だったわけですが、冒頭に、「今日は『報告』会であって『発表』会ではありません。ですので、『・・しました』『がんばりました』『よろこばれました』じゃなくて、『当初の目標と計画は、こういう感じでしたが、実際にはこうなって、こういう成果が出たものの、こういう課題が残ったので、来年度以降はこうする方針です』という流れでご報告をお願いします!」と申し上げたのですが、残念ながら、ほとんどの方々が「発表」でした。。。
 みなさん、発表と報告の違いって、ちゃんと意識してますか?発表は、「新製品発表」とか「活動発表」とか「記者発表」とか、とにかく、みなさんが表現したいことを、ご自身の思うままに(とはいえ、相手の期待を満たせるように)伝えればいいのです。
  しかし、報告は、自分のために行うのではなく、相手の期待や問いかけに答えるために行う、ということを、お忘れではないでしょうか?
  たとえば、被災された地域への支援活動の先遣隊として現地に一番乗りされた方々が地元に戻って開催する「報告会」で、「とにかく大変だった。その大変さは、行ったものにしかわからない」なんて「発表」したら、送り出した方々、特に、次に求められる支援を準備しようとしている人には、がっかりされますよね。
  報告は、権利ではなく、義務であり、特に、税金や寄付など公的なお金を使う以上、成果と説明(開示)の2つの責任が問われます。
  つまり、「・・した」という行為や、「よかった」という感想や、「広がった」という根拠のないアピールでは、全然ダメなんです。
  少なくとも、①当初の目標と計画(「こういうねらいでこんなスケジュール」)、②実施内容(「Aは予定通り、Bは一部修正、Cは中止。その理由は・・」)、③実績と課題(「重点的な対象にはこんな成果が出せたものの、・・、・・という課題も残っている」、④今後の(改善)対策:「成果をこう生かし、課題をこう克服します!」 は、入ってないと、聞く側としては、納得できないですよね??
  成果と説明(開示)の責任を果たすことによる最大の報酬は、信頼です。「続けてもらおう」「あの人を紹介しよう」といった好循環は、ひとつひとつの小さな約束、つまり責任を果たすことからしか、生まれてきません。 小手先の、安易な資金調達技法に惑わされ、本質を見失うことなく身近な人たちに信頼されるために、責任を果たしましょう。

以上、引用おわり