明日(土曜日)、市民の森と耕作放棄地を再生した田んぼで「落ち葉はき体験・焼き芋づくり」を行います。落ち葉はきは、農村地域ならどこでも出来たわけではありません。落ち葉をはくヤマがあることが前提でした。
越辺川の右岸、坂戸市の赤尾の民俗をまとめた『坂戸市の民俗 二』(坂戸市教育委員会、1993年)の「麦作」の節に次のようにあります。

堆肥 堆肥はツクテッコイまたはツクテと呼ばれ、もっぱら麦の肥料として利用された。ワラ(稲藁)とコムギッカラとウシゴイ(フミゴイ)などにコクソ(蚕糞)や人糞をかけて混ぜ、発酵させたものである。クズ(木の葉)は、ヤマ(平地林)がなく、あまり手に入らないので、堆肥に用いることは少なかったようである。(同書38頁)