神奈川県秦野市(はだの)名古木地区(ながぬき)の生き物の里4号地を訪問しました。
秦野市では、希少な野生生物の生息環境保全のため、休耕田となった湧水湿地等を「生き物の里」として指定しており、現在6箇所が指定されています。
2007年に指定された4号地は面積は4,809㎡。指定時には谷戸の水路、周囲の樹林地、草地に多くの生物が生息していました(東京農業大学短期大学部環境緑地学科緑地生態学研究室の学生の生物調査では植物535種、昆虫類707種、哺乳類14種、爬虫類9種、両生類7種、鳥類46種)。田んぼは38年間人手が入っていない荒廃休耕田だったので、その間除草剤が使用されていなかったことが生き物が残る要因になったのではないかと考えられているそうです。
  環境省里なび・里なび研修会 in 神奈川県(2012年2月9日)報告
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