日本の棚田100選に認定された長野県上田市の稲倉棚田を見学しました。
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稲倉棚田概況

    田枚数:平成17年には約780枚まで整備されました。
    水源:湧き水・沢水
    事業導入:無し
    法面構造:石積及び土手
    開発起源:近世(戦国から江戸時代)
    面積:約30ヘクタール
    標高:640メートルから900メートル(標高差260メートル)
    傾斜度:平均10分の1、最高4分の1から最低17分の1
    地権者:110名
    地区名
        片山地区(行沢川(ぎょうざわがわ)左岸から市道下郷長入線まで)
        日向地区(主要地方道真田東部町線から氷沢地区まで)
        堰面地区(主要地方道真田東部町線から行沢川上流)

京王観光、クラブツーリズムのCSR活動として、社員・家族が社会貢献活動の一つとして田植え・草刈り・稲刈りなど農作業を通じて、環境保全・ECO活動に協力しています(京王観光の活動クラブツーリズムの活動)。

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稲倉棚田でもオーナー制を実施しています。上田市HPの「棚田募集要領」によれば、年会費3万5千円の白米コース、もち米コースと3万円の玄米コースがあり、オーナーの取分は30㎏。お米はオーナーの元へ着払いで届けられます。又、現地でのオーナーに対してお客様としてのおもてなしは一切ありません。
以下「棚田募集要領」より引用です。

オーナー会員をご希望の皆様へ
信州上田の稲倉(いなぐら)棚田は、標高640m~900mに位置する面積約30haの田園地帯です。棚田からは八ヶ岳、美ヶ原高原、北アルプス、槍ヶ岳の絶景を眺めることができます。これまで、自然を生かした棚田の形状のため、労力面・後継者不足などにより荒れかけていた棚田でしたが、平成11 年に日本の棚田百選に認定されたことをきっかけに地元住民の熱意により、現在は約780 枚の美しい田園風景を蘇らせることができました。
しかし、地域の皆さんのボランティアにも限界があり、耕作者の高齢化や活動資金・労働力が不足し、現在その優美な景観を維持していくことが困難となっています。
私たちはこの日本の文化遺産を守り後世に継承していく責任があります。
そこで、趣旨にご賛同いただき、稲倉棚田の保全活動にご参加いただける皆様を募集します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

お申し込み前に必ずお読みください
1 「稲倉棚田の保全」という趣旨をご理解いただきお申込みください。
2 オーナーとなられた方々は、それぞれの取り組みで稲倉をサポートしていただきたいと思います。お客様としてのおもてなしは出来ませんのでご了承ください。
3 稲倉の人々は、一見無口でぶっきらぼうですが、気持ちは優しく話し始めれば止まりません。あらかじめご承知おきください。
4 中途退会の場合、料金の返却及びお米の提供はできません。
5 天候により、作業等の開催予定が変更になったり中止したりすることがあります。
その場合には事前にお知らせしますが、オーナー料金の返金は致しませんので予めご了承下さい。
6 お米の収穫量はその年の気候により変わります。予定通りいかないこともございますので、その際は収穫量に応じて減量又は市内産・県内産のお米で代替させて頂きますのでご了承下さい。
7 稲倉棚田保全委員会に過失があると認められる場合をのぞき、作業中の盗難や事故への責任は負いません。ただし、会費の中にレクリエーション保険料は含まれています。
8 作業等開催場所までは、各自で移動してください。また、作業等開催場所までの費用は、各自でご負担ください。なお、宿泊等の斡旋も行っておりません。

オーナー制度の概要

面積約100㎡の田んぼで植えと稲刈りを体験 稲刈りを体験することができます。水の管理などの日常の作業については地元農家が行いますので、あまり作業に来られないとう方でもお気軽ご参加ただけます。
稲倉棚田の お米は、全国有数少雨地であり昼夜温度差大きい上田市の気候特性を活かした美味いお米です。獲れたお米 獲れたお米は、白米か玄米、又はもち米で30 kgをオーナ会員にお渡しします。気が向い たとき、癒されたいとき、稲田の風景が見たくなったとき、いつでもお越しださい。

引用おわり

山の頂の紅葉にひかれて角間渓谷(かくまけいこく)に立ち寄ってみました。信州には知名度は低くても、行ってみればオーッと感心するすてきな場所がたくさんありますね。
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