手持ちの耕運機がないので、児沢探検隊のものをいつも借用しています。ありがとうございます。
手押しのロータリ耕運機では田んぼの作業には、ちょっと非力です。手押しの耕運機カタログを調べても、「田んぼでも使える」ものはほとんどありません。乗用のトラクタが普及して手押しのものは畑仕様と思っていいようです。

田んぼで使える手押しの耕運機。今日は大塚基氏さんにお願いし、プラウ式の耕運機を借用することができました。
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嵐山町古里(ふるさと)から軽トラで岩殿田んぼに運んで来て、早速、耕作放棄の田んぼの荒起こしをして見ました。つるや根っこが土中に残っていて手こずりましたが、半分位は起こせました。
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カゴ車輪や代かきに使えるアタッチメントもあるので、代かきにも使ってみます。
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みんなの農業広場(http://www.jeinou.com/index.html)のロータリ耕とプラウ耕の解説です。
【ロータリとは】
●ロータリとは、ロータリ耕うん部の略称です。
●耕うん爪を多数配列した軸(爪軸)をトラクタのPTO動力で駆動し、耕うん爪で土壌を砕きながら攪拌(かくはん)します。
●プラウと比べると耕深は浅く、草やわらの埋没効果は少ないですが、砕土が細かく、土壌の均平効果が高いので、トラクタ耕作業の中では最もスタンダードな作業機です。
●後部に鎮圧用のローラを装備したものもあり、これは土壌の乾燥や風食を防ぎます。ロータリ耕
●ロータリとは、ロータリ耕うん部の略称です。
●耕うん爪を多数配列した軸(爪軸)をトラクタのPTO動力で駆動し、耕うん爪で土壌を砕きながら攪拌(かくはん)します。
●プラウと比べると耕深は浅く、草やわらの埋没効果は少ないですが、砕土が細かく、土壌の均平効果が高いので、トラクタ耕作業の中では最もスタンダードな作業機です。
●後部に鎮圧用のローラを装備したものもあり、これは土壌の乾燥や風食を防ぎます。

●土が堅くなっている
●水はけが悪い
●土をリフレッシュしたい
●雑草が多くてロータリーでは耕うんしきれない
●緑肥を鋤込みたい 
耕うん作業用機械にはさまざまな種類がありますが、上記のような場合には、プラウでの作業が適しています。


プラウの特徴
●プラウの特徴は、下層の土を表面に出し、表面の土、草、わらを埋没させる反転効果と、土を砕いて生育に適した大きさにする破砕効果にあります。
●反転効果によって表面の雑草や過剰養分、病原菌などは下層に埋没し、下層のフレッシュな土が表層に現れます。
●破砕効果によって土層は適度な粗さになり、空気を含みやすく、排水もよくなります。
●一般的に、ロータリーよりも深く耕起することができます。