岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2020年03月

岩殿満喫クラブ19年度事業報告(岩殿入山地区) 3月31日

2019年度東松山市環境基本計画市民推進委員会の市民プロジェクトに登録した『岩殿丘陵生きものゆたかな谷津田・景観回復プロジェクト』(岩殿入山地区)の事業報告です。

【事業名】岩殿丘陵生きものゆたかな谷津田・景観回復プロジェクト

【事業の詳細】(実施日程等を含む)

  「岩殿丘陵入山谷津の植物調査目録」作成のための補足調査を318日、415日、513日、67日、71日、822日、920日、1024日、1119日、1223日、218日、316日に実調査員延べ41名で実施。

  岩殿A・B地区の田んぼ5枚で大東大国際関係学部須田ゼミ学生、殿山協同農場の皆さんと稲作実施。

  市民の森保全クラブとの共催イベント(落ち葉掃き&焼き芋、キノコの駒打ち体験)は台風19号被災復興、新型コロナウィルス対策で開催中止となる。

  4月に刈り残していた笹藪を10月刈り取り、岩殿満喫クラブ管理農地と周辺の雑種地~学びの道一帯のアズマネザサの大藪は完全に消滅。

  2月~3月、岩殿I地区の下段のヤナギ林伐採。

【事業による効果】

  2012年の市民の森保全クラブ有志による耕作放棄地再生活動開始。14年谷津の耕作放棄地再生を目指して岩殿満喫クラブを結成。結成以来の課題であった耕作放棄地からアズマネザサ、オギなど高茎雑草の大藪の除去は今年度達成することができた。管理をしている耕作放棄地だけでなく周辺の雑種地~学びの道、入山沼堰堤、市民の森との境界部分の刈払い作業も実施したことにより、入山谷津周辺の里山景観の回復、向上は著しいものがある。

  耕作放棄地再生活動と並行して、20164月以来取り組んできた植物調査は今年度の補足調査により更に精度を高め、岩殿A地区~I地区、青木ノ入地区の全10地区での地区別調査としてまとめることができた。生きもの豊かな里山景観を回復、保全していくための活動において今後随時参照されるべき2010年代後半の地区別フロラ目録の草稿がひとまず準備できたといえる。

【今後の課題】

  未だ樹林化が進んでいる岩殿G地区、岩殿I地区上段のヤナギ林伐採。

  岩殿F地区を横断する形でラインベルト法による植生調査を実施。日当たりや土壌の湿り具合などの環境条件が植物の分布とどのように対応しているかなど考察する。


 

ナオミ・クライン『これがすべてを変える』(下) 3月30日

カナダのジャーナリスト、ナオミ・クライン著『This Changes Everything: Capitalism vs. The Climate』(2014)の全訳、日本語版です。訳者は幾島幸子さん、荒井雅子さんです。(上)(下)2巻で639頁あります(岩波書店、2017年)。

ナオミ・クライン『これがすべてを変える 資本主義 vs. 気候変動』下巻目次
第7章 救世主はいない -環境にやさしい億万長者は人類を救わない-
 億万長者と破れた夢 
 約束ではなく、単なる「意思表示」
 風前の灯のアース・チャレンジ
 規制回避のための戦略?

第8章 太陽光を遮る -汚染問題の解決法は……汚染?-
 「ゾッとすること」への準備
 うまく行かないはずなどない
 気候変動のように、火山も分け隔てする
 歴史は教え、警告する
 ショック・ドクトリンとしての地球工学
 地球という怪物
 本当にプランAを試したのか?
 宇宙飛行士の視点


第三部 何かを始める
第9章 「抵抗地帯」(ブロケディア)-気候正義の新たな戦士-
 ようこそ、「抵抗地帯」(ブロケディア)へ
 「クライメート・チェンジ作戦」
 世界が犠牲区域に
 敵地で身動きならない
 BP[旧ブリティッシュ・ペトロリアム]への不信
 大事故の教訓
 予防原則の復活

第10章 愛がこの場所を救う -民主主義、投資撤退、これまでの勝利-
 愛と水をめぐって
 ここまでの勝利
 化石燃料からの脱却 -ダイベストメント[投資撤退]運動
 民主主義の危機
 化石化した民主主義を越えて

第11章 ほかにどんな援軍が? -先住民の権利、世界を守る力-
 最後の防衛線
 力対権利
 「条約を守れ」
 選択肢の欠如

第12章 空を共有する -大気という共有資産(コモンズ)、気候債務の返済-
 太陽が顔を出す
 投資撤退だけでなく、再投資を
 地元の債務から地球規模での債務の返済へ
 バランスを変える

第13章 命を再生する権利 -採掘から再興へ-
 水中の流産
 「年取った男たちの住む世界」
 「中は空っぽ」
 温暖化する世界で姿を消す幼い者たち
 休息期間
 命の復活

終章 跳躍の年 -不可能を成し遂げるために残されたぎりぎりの時間-
 やり残された解放の仕事
 突然、誰もが

訳者あとがき

原注

索引
訳者あとがき
 本書は出版直後から大きな反響を呼んでベストセラーになり、すでに二五以上の言語に翻訳されている。『ニューヨークタイムズ・ブックレビュー』は「あふれんばかりの熱意と重大性をもつ本書は、論評が不可能なほどだ。……『沈黙の春』以来、地球環境に関してこれほど重要で議論を呼ぶ本は存在しなかった」と評し、インドの作家アルンダティ・ロイは「ナオミ・クラインは今日の最大かつ最も差し迫った問題に、その鋭く強靱、かつきめ細かな知性をもって取り組んでいる。……彼女は今日の世界で最もインスピレーションに富んだ政治思想家の一人だ」と評している。
  タイトルのThis Changes Everythingには二つの意味がある。ひとつは、私たちが今のままの生活を続けていけば、気候変動がこの世界の「すべてを変えてしまう」というネガティブな意味。そしてもうひとつは、それを回避するためには、「すべてを変える」ほど根源的な変革が必要だというポジティブな意味である。本書は、九七%の科学者が認めている気候変動という事象がまさに〝今、ここにある〟危機だという認識に立ったうえで、この問題の根本原因が成長神話にがんじがらめになった資本主義のシステムにこそあり、それを解決するには現行の経済システムとそれを支えているイデオロギーを根底から変える以外に方法はない、という結論を導き出している。(625~626頁)

 本書の前半(第一部・第二部)では、なぜここまで気候変動対策が遅れをとってしまったのかについての詳細にわたる検証が行われると同時に、気候変動を否定する右派の会議や、人工的に気候システムに介入して温暖化を緩和するという地球工学の専門家の会議への潜入ルポもあり、また化石燃料脱却をブチ上げる起業家ブランソンの言行不一致や、環境保護を掲げながら化石燃料企業と結託する大規模環境保護団体の偽善も暴かれる。まさにジャーナリストとしての面目躍如である。

 だが圧巻はむしろ後半、第三部以降であろう。気候変動対策を先送りし、問題を深刻化させてきた規制緩和型資本主義システムの暗部を、これでもかとあぶり出す前半の悲観的なトーンから一転して、ここでは化石燃料を基盤にした経済・社会のあり方そのものにノーを突きつける草の根抵抗運動が世界各地で展開し、拡大しつつあることを、これまた綿密な現地取材に基づき、希望の兆しとして報告している。近年、北米を中心にブームになっているオイルサンド採掘やフラッキング(水圧破砕)による天然ガス・石油の抽出は、従来の化石燃料採掘にも増して温室効果ガスを多く排出し、有毒物質による環境汚染の危険も大きい。自国カナダでの先住民を中心とする抵抗運動をはじめ、北米各地で化石燃料経済からの脱却を求めてパイプライン建設やオイルサンド掘削リグ用の巨大装置の輸送、採掘された石炭を輸出するためのターミナル建設などを実力で阻止するために闘う地域住民の姿が共感をもって描かれると同時に、これらの運動が点ではなく、SNSなどを通じて相互に結びついてネットワークを形成し、化石燃料企業にとって大きな脅威となりつつあることも強調されている。また掘削現場での闘い以外にも、化石燃料企業から投資を撤退するダイベストメント運動が急速に広がっていることも明るい材料のひとつとして取り上げられている。(626~627頁)

  (レイバーネット日本『週刊本の発見』第28回、2017年10月26日掲載)
 本書の最も重要な論点は、地球温暖化の危機が、同時に歴史的なチャンスにもなりうるという主張にある。これまで私たちは、経済成長こそ、人類を貧困から解放し、幸福をもたらす万能薬だと説明されてきた。だが、新自由主義の暴走の果てに到達したのは、少数の人々が富を独占する格差社会と、投機マネーによるバブル経済、そして地球温暖化による破滅の危機である。この悪循環を断ち切るためには、もう一度、市場に対する規制を強化すると同時に、巨額の公共投資(地球のためのマーシャル・プラン)を通じて、再生可能エネルギーを基盤とする定常経済へと移行しなければならない。そしてそれは「石器時代への回帰」を意味するのではなく、むしろ人々の生活の質を向上させ、南北格差を是正し、民主主義を土台から再構築するチャンスにもなりうるというのである。
 一般に成長神話や消費主義に囚われた現代人にとって、ポスト資本主義の未来を想像するよりも、「世界の終わり」を想像する方がたやすいと言われる。だがもし私たちが、一人の人間として、あるいは、子供をもつ親として、未来への責任を果たそうとするならば、いまこそ批判的想像力を発揮し、もう一つの世界の実現に向けて動きださなければならない。反グローバリゼーション運動の論客からクライメイト・ジャスティス運動の旗手へと成長したナオミ・クラインの渾身のメッセージである。

ナオミ・クライン『これがすべてを変える』(上) 3月29日

カナダのジャーナリスト、ナオミ・クライン著『This Changes Everything: Capitalism vs. The Climate』(2014)の全訳、日本語版です。訳者は幾島幸子さん、荒井雅子さんで(上)(下)2巻で639頁あります(岩波書店、2017年)。

Climate change isn’t just another issue to be neatly filed between taxes and health care. It’s an alarm that calls us to fix an economic system that is already failing us in many ways. Klein meticulously builds the case for how massively reducing our greenhouse emissions is our best chance to simultaneously reduce gaping inequalities, re-imagine our broken democracies, and rebuild our gutted local economies. She exposes the ideological desperation of the climate-change deniers, the messianic delusions of the would-be geoengineers, and the tragic defeatism of too many mainstream green initiatives. And she demonstrates precisely why the market has not—and cannot—fix the climate crisis but will instead make things worse, with ever more extreme and ecologically damaging extraction methods, accompanied by rampant disaster capitalism.
 
Klein argues that the changes to our relationship with nature and one another that are required to respond to the climate crisis humanely should not be viewed as grim penance, but rather as a kind of gift—a catalyst to transform broken economic and cultural priorities and to heal long-festering historical wounds. And she documents the inspiring movements that have already begun this process: communities that are not just refusing to be sites of further fossil fuel extraction but are building the next, regeneration-based economies right now.
 
Forget everything you think you know about global warming. It’s not about carbon—it’s about capitalism. The most profound threat to humanity is the war our economic model is waging against life on earth. Yet we can seize this existential crisis to transform our failed economic system into something radically better.
 
Klein exposes the myths that are clouding the climate debate. We have been told the market will save us, when in fact the addiction to profit and growth is digging us in deeper every day. We have been told it’s impossible to get off fossil fuels when in fact we know exactly how to do it—it just requires breaking every rule in the “free-market” playbook: reining in corporate power, rebuilding local economies, and reclaiming our democracies.
 
We have also been told that humanity is too greedy and selfish to rise to this challenge. In fact, all around the world, the fight for the next economy and against reckless extraction is already succeeding in ways both surprising and inspiring.
 
Can we pull off these changes in time? Nothing is certain. Nothing except that climate change changes everything. And for a very brief time, the nature of that change is still up to us.
 
Either we leap—or we sink.
 

ナオミ・クライン『これがすべてを変える 資本主義 vs. 気候変動』上巻目次
序章 気候変動によってすべてが変わる
 民衆によるショック
 最悪のタイミング
 エネルギーだけの問題ではない
 否定からの脱却

第一部 最悪のタイミング
第1章 右派は正しい(ライト・イズ・ライト)-気候変動にはらまれた大変革のパワー
 受け入れられない真実
 カネにまつわる話
 プランB -温暖化する世界で金を儲けろ
 ゾッとするほど冷たい世界
 保守派への迎合
 世界観の闘い

第2章 ホットマネー -自由市場原理主義はいかにして地球の温暖化を促進したか-
 気候より商売優先
 壁が崩壊し、排出量は上昇する
 貿易と気候 -二つの孤立
 安い労働力と汚いエネルギーのパッケージ取引
 自ら墓穴を掘る運動
 拡大から安定へ
 思いやりのある経済を育て、思いやりのない経済を縮小する

第3章 民間から公共へ -新しい経済への移行を阻むイデオロギー的障害を克服する-
 公的領域の再建と刷新
 汚染者負担

第4章 計画と禁止 -見えない手を叩き、運動を起こす-
 雇用創出のための計画
 電力/権力(パワー)のための計画
 あのドイツの奇跡について……
 「ノー」の言い方を忘れない
 「問題」ではなく枠組み

第5章 採取/搾取主義を超えて -内なる気候変動否定派と対峙する-
 究極の採取/搾取主義的関係
 左派の採取/搾取主義
 聞き逃されてきたいくつかの警告


第二部 魔術的思考
第6章 根(ルーツ)ではなく実(フルーツ)-大企業と大規模環境保護団体(ビッグ・グリーン)の破滅的な一体化-
 環境法の黄金時代
 一九八〇年代の急転換
 ビジネスと手を組む環境保護運動
 消費者パワーで解決?
 フラッキングと燃える橋
 汚染の取引

原注
塚原東吾さん(神戸大学教授)書評『週刊読書人』ウェブ
   週刊読書人掲載:2017年11月24日(第3216号)
 驚異の元凶は何か
「環境正義運動」が目指すもの 
 温暖化による危機を多面的に描き出す

   朝⽇新聞掲載:2017年10月15日
 「これがすべてを変える」書評 経済のあり方根本から新しく

市民の森保全クラブ2019年度市民プロジェクト事業報告 3月28日

2019年度東松山市環境基本計画市民推進委員会の市民プロジェクトに登録した『市民の森のコナラ林&アカマツ林育成プロジェクト』の事業報告です。

【事業の詳細】昨年度までは日報風にまとめていましたが、今年は簡略版です。毎回の記録は当ブログのカテゴリー別アーカイブ「市民の森保全クラブ」で見られます。)

   年度後半に参加、協力、共催を予定していたすべてのイベントが台風19号被災復興、コロナウィルス感染予防対策により中止となったが、落ち葉掃き1215日、22日)、キノコの駒打ち(126日)は会員で実施した。

   コナラ林(旧エリア、1ヘクタール)では例年どおり、枯損木伐採、刈払機主体の林床管理(南向き斜面、北向き斜面)、10月中旬からはコナラ林更新のためにチェンソーによる伐倒を実施した。

   新エリア(1ヘクタール)の内、南向きの緩斜面と無名沼イ号~作業道付近では昨年度刈り取ったアズマネザサと落ち葉を斜面下に掃き下して片付け、刈払機で裾刈りを実施した(4月・5月・6月・7月)。

   新エリアの尾根部分(園路から南側20m幅のゾーン)のアカマツ林では、4月・8月・9月に鎌と刈払機で林床整理実施。

   尾根の園路付近(新・旧エリア)では業者が緊急処理した台風19号による掛かり木や倒木の幹・太枝などをチェンソー、ノコギリで再処理して片付け、スツール材やホダ木など資材として使えるものを選定した(3月)。

⑥作業エリア林床に残っている小枝(粗朶[ソダ])はチッパーで細断し、木チップとして利用した(6月)。

【事業による効果】

   市民の森保全クラブは結成以来、環境基本計画市民プロジェクトに、「市民の森保全事業」(20121314年度)、「市民の森保全事業&森の魅力発見プロジェクト」(2015年度)、「市民の森のコナラ林若がえりプロジェクト」(20161718年度)、今年度は「市民の森のコナラ林&アカマツ林育成プロジェクト」を登録して事業を展開してきた。最初の3年間は、「みどりの埼玉づくり県民提案事業」県補助金(50万円×3年)を使って刈払機・チェンソー・チルホール・滑車・ハシゴなど森林整備作業に必要な道具を揃えた時期である。会員個人がそれぞれ手持ちのノコギリ・手鎌など持ち寄っただけでは放置されたコナラの大径木林には手がだせなかっただろう。

   活動を始めて驚いたことの一つが「市民の森」が市民に認知されていないということだった。こども動物自然公園までは来ても市民の森まで足を運んだことはない。そこではじめたのが「市民の森の魅力発見」プロジェクト。「落ち葉掃き」(現在「落ち葉掃き&焼き芋」、「キノコの駒打ち体験」)などイベントの開催につながる。

   コナラ大径木の伐倒を通じてわかってきたこと。この森は萌芽更新では再生できない。樹齢50年のコナラは伐っても萌芽しない。ドングリから苗を育てていかなければならない(2016年度からの「市民の森のコナラ林若がえりプロジェクト」)。

   枯損木除伐・大径木伐採、林床のアズマネザサ刈りを続けて林内が見通せるようになってきた。見えて来たものは林床の草本類、ヤマツツジなど小低木だけではない。市民の森のマツ林(アカマツ・テーダマツ)をどうするのかという問題。かつて台地の平地林や丘陵の尾根にあったアカマツ林は松食い虫の被害と土地利用の変化によりほぼ消滅し、市内で美しいマツ林があるのはゴルフ場。市民の森では松食い虫の被害を受けて防除施策が実施されてきたが樹勢を回復するまでにはいたっていない(やがて消滅へ?)。そこで、今年度から「尾根みち」(園路)のアカマツ林を作業エリアに追加して再生に取り組むことにした(「市民の森のコナラ林&アカマツ林育成プロジェクト」)。5060年代?に植林されたテーダマツは巨木となり、倒木は谷間に放置されている。テーダマツ林をどうするのかは次の課題。

   8種類に分類される森林の多面的機能の内、「土壌保全機能」は生物多様性保全機能と並ぶ根源的機能である。落ち葉掃き、斜面下部・林縁の裾刈は、林床の植物再生・保全の試みであるが、表面土壌を喪失しないようにしなければならない。裸地化して表層土壌層が失われないよう、急斜面には「土留め工」を実施するなど土壌流出対策を実施していきたい。

台風19号被災。各所で倒木、落枝、ボッシュ林と石坂の森見晴らしの丘下の斜面では表層崩壊(土砂崩れ)がおきていた。市民の森のリル(深さ30㎝程度までの表面流)、ガリ侵食(深い溝)についてはかねてより注視してきたが、入山沼の集水域の谷間(谷みち)にも最近目につくようになってきている。岩殿満喫クラブが管理する入山沼の奥にある無名沼イ号、太平洋セメントの所有する「セメント林」(仮称)に接している市民の森の谷底では人の背丈ほどの深さの穴があいている箇所があり洗掘がすすんでいる。市民の森は九十九川の水源林である。土砂災害に備えた「自然災害に強い森づくり」も心がけたい。


【今後の課題】
森林整備作業は成果がでるまでに10年、20年と長い時間がかかるため、活動参加者のモチベーション(気力)を維持し活動を継続していくことが重要課題である。年をとれば体が思う様に動かなくなり、メンバーが固定化して孤立すると事業を続けていけるのか不安になってくる。市民の森保全クラブは創立以来、「無理なく・楽しく・安全に」をスローガンに活動してきた。体調に合わせて現場でできる仕事、在宅でできる仕事など一人一役の役割分担、さらに取組むことによって会員相互の親睦も深められるプログラムを開発する。そして活動の社会的認知と会員拡大、財政力強化のために積極的に広報活動・イベント開催に取り組んでいきたい。

尾根の林床整理 3月27日

市民の森保全クラブ、2019年度最後の活動日です。芦田さん、新井さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの5名で作業をしました。尾根のアカマツ林に放置されている枯木の玉切りや枯枝の整理をしました。
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鷲巣さんは岩殿C地区に掃き下ろした南向斜面の刈笹まじりの落ち葉の焼却をしました。
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田んぼの耕耘 3月26日

週末の天気が心配なので、岩殿A・B地区の田んぼの耕耘をしました。土曜日に殿山共同農場の皆さんと予定していた作業です。平賀さん、三本さん、関口さんが助っ人してくれて5枚すべてを耕し、畦の修理や草刈りをしました。

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B地区とI地区を区切る溝の落ち葉を掻きだし、B地区の下段と中段の田んぼの間にあった溝はつぶして下の田んぼに組み込みました。
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一丁130円(外税)の豆腐 3月25日

茨城県常総市のうおまつ(魚松)石下店で買った豆腐です。

一日一食活力の素
手造りの味 木綿豆腐

一丁130円(外税)の豆腐 → ?円(100グラムあたり)
名称:木綿豆腐
原材料名:大豆
     遺伝子組み換え大豆は使用しておりません。
     塩化マグネシウム(にがり)
内容量:記載なし
消費期限:20.03.29
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
 お豆腐は生物ですから、お早目にお召上がり下さい。
製造者:岡野食品
 責任者:岡野高司
 常総市本石下2035の3
 ℡:0297-42-28…
プラ 容器:PS PA
   フィルム:PP PET

栄養成分表示(推定値) 100グラム当たり
 エネルギー:80kcal
 タンパク質:7.0g
 脂質:4.9g
 炭水化物:1.5g
 食塩相当量:0g

まもなく桜満開 3月24日

松山高校校庭の桜です。
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境界の篠刈り 3月23日

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景観配慮 3月23日

岩殿D地区の上を通る入山沼に向かう道路から岩殿H地区の奥にあるG地区と市民の森作業道が見通せるように眺めをよくするため、H地区で今回伐採せずに残した低木の幹切りや枝払いを新井さんがしました。今年の冬にはG地区のヤナギの高木は皆伐します。
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伐採木の整理 3月22日

市民の森保全クラブ、3月第4日曜日の定例作業日です。参加者は芦田さん、金子さん、澤田さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの6名でした。新エリアの尾根のアカマツ林の林床の落枝の片付けと丸太の玉切りをし、切り株スツールなどに利用出来そうなものはロープで縛って斜面を転がして作業道に移動しました。
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鷲巣さんは斜面の落ち葉を岩殿C地区の畑に掃き下ろす作業をしました。
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尾根の落ち葉堆肥箱は落ち葉を追加しておいたほうが良さそうです。
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岩殿田んぼ整備 3月21日

殿山共同農場の皆さんの支援を受けて岩殿A地区・B地区の田んぼの排水、畦シートの入れ直し、畦固めや水路の泥さらいなどをしました。ありがとうございます。おやつは細川さんが作ってきてくれたぼたもちをおいしくいただきました。ごちそうさまでした。
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無名沼ロ号の堰堤においてあった土のう袋をA地区に移動し、I地区からB地区の田んぼの水路やD地区に逸出してきているキショウブを抜き取りました。
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倒木片付け、コナラ苗植え 3月20日

市民の森保全クラブの作業日。サクラやツツジが咲いています。参加者は芦田さん、金子さん、澤田さん、細川さん、Hikizineの5名でした。
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岩殿C地区上の新エリアの斜面に放置されていたサクラを玉切りして片づけました。
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鉢植えで物置の横においてあったコナラの苗9本を2箇所にまとめて植えました。
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ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)
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ナラメイガフシ
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平成最後の春岩殿入山谷津の風景 2019年4月15日

二宮さんが昨年(2019)4月15日の植物調査の時に撮影した岩殿F地区、C地区の写真です。
平成最後の春岩殿入山谷津の風景

岩殿谷津田の樹木開花・開葉 3月16日

3月16日の植物調査の記録です。

二宮さん『岩殿入山谷津の樹木 開花・開葉』
岩殿谷津田の樹木開花・開葉

畑の排水路調整 3月19日

青木ノ入東側上の畑の道沿いの排水溝にたまっていた稲わらチップと泥を掻きだして水が流れるように調整しました。東側と北側の排水路はこれからです。
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萎みかけていますが、左:プラム(太陽)と右:サクランボ(暖地桜桃)の花が咲いていました。
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落ち葉掃き 3月19日

4月からの植物調査エリアの市民の森裾~作業道下の斜面と作業道で落ち葉を掃きました。今回の落ち葉は刈払機で刈った笹が混じっているので堆肥箱に追加しないで、エリア外に移動してシートを掛けておこうかと考えています。
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伐採したヤナギの片付け 3月18日

先日伐採した岩殿H地区・I地区のヤナギの片付けを新井さんがしました。

岩殿H地区
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岩殿I地区
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植物観察ベルト候補地付近の草刈り始める 3月17日

昨日の植物調査時に立てた赤白の測量ポールを目安にして谷津の谷底の草刈りを始めました。草刈りをしながら地表の降水の流れを確認し、ポールを移動しながら、最終的にポールをテープでつないできちっとした長方形の観察ベルトを設定します。
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岩殿入山谷津の植物追加調査第12回 3月16日

4月から、岩殿F地区で「調査地に10m幅で2本の線を引き、その中に存在する植物相を調査する」ベルトトランセクト法で植生調査を行います。ベルトトランセクト法は地形と植生との関係を明らかにするための調査方法ですが、あわせて日当たりや土壌の湿り具合などの環境条件が植物の分布とどのように対応しているかなども考察し、岩殿入山谷津の荒廃農地をどのように保全していくのか指針作りにも役立てていきたいと考えています。今日は、二宮さん、坂田さん、加倉井さんの参加で市民の森保全クラブ作業エリアとボッシュ林の間の谷間(岩殿谷津)のどこを調査場所とするか検討し、F地区にベルトをしくことにしました。
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市民の森保全クラブ作業エリアの南向裾斜面、作業道下のカキの木のある斜面、谷底の長年耕作放棄されてきたヤナギやオギが生えている田んぼ跡地・畦畔、農道、ボッシュ林側の九十九川の源流である水路・湿地、ボッシュ林北向き斜面一次谷のリルからガリに進行しつつある洗掘現場をベルトの中に含めて候補地を設定しています。

ヤナギ伐倒 3月15日

11日の続きで、新井さんが岩殿H地区のヤナギの伐倒をしました。
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市民の森の作業道から岩殿G地区におりてH地区に入るルートの落ち葉を掃き、落枝などを片付けました。
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今朝は外秩父の山々はうっすらと雪化粧です。
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排水チェック 3月14日

日中は雨が降っていた(鳩山アメダス日積算降水量17.0㎜)ので、夕方、青木ノ入の畑の排水状態をチェックしました。西側の畑の排水は10日よりよくなっているようです。
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東側の上の畑の雨水がたまっている場所には篠竹を立てておきました。昨年の台風19号時に藤井沢沼下の谷津田から流されてきてたまっている(コンバインでの刈取り・脱穀時に田んぼの残渣になった)稲わらチップを除いて、表土が窪んでいる箇所には土をいれ、全体の凸凹を均そうと思いました。
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コナラ伐採 3月13日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、金子さん、澤田さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの7名でした。2月14日に伐採したコナラの斜め上のものを伐採しました。樹齢は60年でした。
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畑の溝掘り 3月12日

青木ノ入の西側の畑。一昨日の夜10時頃に雨が上がりましたが、まだ排水溝に水たまりが残っているので、再度、手直ししました。下の段の西側~北側ルートは後日です。
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岩殿H地区のヤナギ伐倒 3月11日

新井さんが岩殿H地区の奥、G地区側のヤナギの伐倒をしました。
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※市民の森作業道から
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2018 年1月16日に撮影した写真と比べてみて下さい。Aの部分です。

畑の溝の排水チェック 3月10日

夕方、青木ノ入の西の畑の溝の排水をチェックし、手直ししました。
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この時点で東の畑は、下段の排水口まで水が廻って行っていませんでした。
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今日1日の雨量は鳩山アメダスで18㎜。写真撮影時点までにその半分位の降水があったものと想定しています。


殿山共同農場の落ち葉掃き 3月9日

殿山共同農場の皆さんが無名沼ロ号法面の落ち葉掃きをしました。人手があるのでどんどん袋に詰められて、1時間もかからずに手持ちの袋すべてが満杯になりました。
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シュンラン開花 3月8日

シュンランの花が咲いていました。
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クサボケは間もなく咲きそうです。
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岩殿H地区の刈草燃し始める 3月7日

岩殿H地区の刈草を燃し始めました。H地区での作業は昨年12月26日以来です。
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ヤナギの伐採終了 3月7日

岩殿I地区の下段のヤナギの伐採が終了しました。今冬、上段の伐採を実施します。
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青木ノ入西畑の溝掘り 3月6日

須田さんが青木ノ入西畑の溝掘りをしました。お疲れさまでした。
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伐採したヤナギ片付け 3月6日

新井さんがこの間、岩殿I地区下段で伐採したヤナギを市民の森保全クラブで片づけました。
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市民の森作業道から岩殿H地区に下りていく道が分かれている箇所はショートカットして法面を踏み荒らしてそこに生えている植物を痛め勝ちなので、路肩に伐採したヤナギを置いて保護しました。
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切り株スツール材を移動 3月6日

市民の森保全クラブの金曜日活動日。参加者は芦田さん、新井さん、片桐さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの6名。2月23日に尾根みち(尾根の園路)付近から谷みち(入山沼沿いに北向き斜面の下をめぐっている園路)近くに移動しておいた玉切りしたコナラ大径木を南向き斜面の作業道から尾根みちの登り口にあるテーブル、ベンチ設置場所近くに運びました。切り株スツールに仕立てる予定です。
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「尾根みち・谷みち」は「東松山市ふるさと自然の道(岩殿観音森林浴コース)マップ」(2018.3.22改訂版)で使われている名称です。

作業道下法面の落ち葉掃き 3月5日

入山沼堰堤から岩殿H地区に下りていく道と昨日の入山沼西縁水路との間の法面の落ち葉を岩殿I地区の水路西側の耕作放棄地(田んぼ跡地)に掃き落としました。
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入山沼下西縁水路の落ち葉掻きだし 3月4日

岩殿I地区の西縁水路に溜まっている落ち葉を掻きだしました。
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耕作放棄地のヤナギの伐採 3月4日

2月29日に続いて、新井さんが岩殿I地区下段のヤナギ、ハンノキを伐りました。
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西側上の梅(南高・白加賀) 3月3日

青木ノ入の道の西側上に植えた梅(白加賀)の花(2月29日)がきれいです。昨年植えた南高梅(12月29日の記事の③)がとなりにありますが、幹が折れてしまって枯れている(?)ようです。残念です。
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梅(白加賀):大きさは25~30gの中粒で、梅干し、梅酒、シロップ漬けに適した品種です。白色一重の花は美しく、観賞用として定評のある果樹です。栽培のポイント:大きく深めに掘った植え穴に腐葉土を多めに入れて土とよく混ぜてから、根土ごと苗木を植えつけて水をよく与えます。植えつける時に高さ50~60㎝ぐらいになるように苗木を切りつめます。2年目以降は毎年新たに発生する梢を適時剪定して樹形を整えます。肥料は毎年1月に、配合肥料を2~3握り木の周囲に与え、軽く混ぜます。他品種(南高、梅郷など)を一緒に植えると実が付き易くなります(木についている札から引用)。

沼下の耕作放棄地の水の移動を点検 3月2日

午後になって雨が上がったので、入山沼下の耕作放棄地・岩殿I地区の水の移動を観察しました。東縁の水路(写真下側)が消失しかかっているので上段(右)から下段(左)へ、西縁の水路(上)へと樹林化した田んぼ跡を流れています。
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川津桜開花 3月1日

岩殿C地区のワラビ園に植えた川津桜(カワヅザクラ)が一輪咲いていました。
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