岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2018年11月

枯れたカエデを伐採 11月3日

岩殿D地区の下の段と中の段の枯れたカエデを伐採しました。
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小田英智『ドングリ観察事典』 11月2日

自然の観察事典⑯『ドングリ観察事典』(小田英智構成・文 久保秀一写真、偕成社、1998年)を読みました。京都科学読み物研究会編『本から自然へ 自然から本へ ~子どもと楽しむ生きものの世界~』(連合出版、2008年)で紹介されている本です。

ドングリをみつけに雑木林にでかけてみませんか。[カバーより]
 ●ドングリのなる雑木林って、どんな林なのでしょう。
 ●細長いドングリや丸いドングリがあるのは、なぜ?
 ●ドングリの実は種子です。
 ●ドングリの花をみたことがありますか?


小田英智『ドングリ観察事典』目次
 雑木林にいってみよう
 ドングの実のなかまたち
 春をまつコナラの冬芽
 芽ぶきの季節
 コナラの花の季節
 新緑の季節のオトシブミ
 赤ちゃんドングリの成長
 緑のなかの小さな妖精
 幹の成長
 雑木林の樹液の広場
 秋にむかってそだつドングリ
 ドングリの実に産卵するゾウムシ
 色づいて落ちるドングリの実
 秋のみのりをまつ動物たち
 ドングリの実であそぼう
 落ち葉の世界
 ドングリの実の発根
 ドングリの実の春の芽ぶき

 さくいん
 食品としてのドングリ
 あとがき
あとがき
 ドングリの実がなる雑木林は、いつ行っても、なにか収穫があります。めずらしいオトシブミが葉をまいていたり、大きなクワガタムシが樹液をなめていたり、シギゾウムシが梢を飛んでいたり、いつでも期待を裏切りません。林をふきわたる四季おりおりの風や、かわいいドングリの実の成長も、楽しみの一つです。
 雑木林は、炭や肥料を得るために、人間がつくりだした林です。そのため、多くの昆虫だけでなく、鳥や獣たちにとっても安住の場所となっていました。
 しかし、燃料の炭は石油にかわり、落ち葉の肥料も化学肥料がつかわれるようになり、雑木林は資源としての価値を失いました。そして、多くの雑木林が宅地などに開発されてしまいました。残った雑木林も、人間の手によって管理されることなく、荒れはて、老齢化してきています。
 いま、私たちは、人工の都市空間のなかで、ある種の息苦しさを感じています。生命感の乏しい空間で、自然の息ぶきを求めています。近くに、まだ、ドングリの実がなる雑木林が残っていたら、いちど足を運んでみませんか。林の梢をさらさら鳴らしてわたる緑の風が、朽ちた落ち葉の豊潤な香りが、私たちをやさしくむかえてくれます。そこには、私たちが失ってきたものが、たくさんあります。
 豊かな自然の空気をたっぷり呼吸したら、ゆっくりと、こうした雑木林を私たちのまわりに再生させる妙案を考えてみようではありませんか。自然と人間の豊かな共存の方法を……。 (小田英智)

畑の除草 11月2日

無名沼イ号下の畑の草刈りをしました。上から2段目の落ち葉・チップ置場とカボチャ畑の一部です。
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置いた場所によってカサカサ、ツブツブ、しっとりと繊維質の分解に差がありるのがわかります。
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七尾純『ドングリ』 11月1日

自然たんけん⑮『ドングリ』(七尾純 構成・文 佐藤有恒 指導、国土社、1986年)を読みました。京都科学読み物研究会編『本から自然へ 自然から本へ ~子どもと楽しむ生きものの世界~』(連合出版、2008年)で紹介されている本です。

七尾純『ドングリ』目次
どんぐりがみのって
どんぐりのいろいろ
どんぐりをおとして
冬を越して


 芽ぶきの季節
  雑木林にいった日・いったところ
  見つけた花の○に色をぬりましょう
 雑木林は人工林
 お花とめ花
 風のたすけをかりて
  ためしてごらん・よくみてごらん[雄花]
  よく見てごらん・たしかめてみよう


 いっぱいに葉をひろげて
 木の一日
  どんな虫がくるかな? 見つけたら○に色をぬろう(日中・夜間)
 そだつ小さなドングリ[コナラとクヌギの比較]
 ドングリは実? たね?
  はかってごらん
  ためしてごらん
 葉やドングリを食べて
  オトシブミのゆりかごをさがそう
  ドングリを切ってみよう
  虫こぶをさがそう
  虫こぶを、見たとおりの大きさに、スケッチしよう
  虫こぶの大きさをはかろう


 ドングリの成長
 ドングリを切る
  ドングリをスケッチしよう
 クヌギは2年がかりで
 ドングリの成熟
 おちるひみつ
  ためしてみよう・よく見てごらん


 落ち葉にまもられて
 ドングリのひみつ
  そだててみよう
 冬の雑木林
 ●落葉のなかの虫たち
   フユシャクのかんさつ
   落葉をめくってみよう
   しげみをのぞいてみよう
   木のくぼみやすきまをのぞいてみよう

あとがき

あとがき
 太平洋戦争が終わりに近づいたころ、日本はとても貧しい生活をしいられていました。ほとんどの若者が戦争にかりだされていったので、田畑を耕すにも人手が足りず、少ししか食料を収穫することができなかったからです。
 そんなとき、四季折々にゆたかな食べ物をそなえてくれたのが雑木林です。雪解けにはタラの芽、ノビルの芽、春にはカタクリ、ワラビ、ゼンマイなどなど、細縄であんだカゴを背負って、雑木林を歩きまわったものでした。
 夏がくると雑木林は、ひもじさをわすれさせてくれるほどの楽しみをあたえてくれました。虫とりです。まだ暗いうちに起きだして、秘密の樹液の泉にでかけたものでした。
 そして秋はキノコ狩りやドングリひろい。キノコ狩りはお年寄りの役目、ドングリひろいは子どもの役目。兵隊さんに送る食料として、トラック3台分もひろわなければなりません。「こんなもの食べられるべかなあ……」といぶかりながらも、何日も雑木林をはいまわったものでした。そしてごほうびはキノコ汁。
 こんな思い出がしみついているせいか、大人になった今でもときどき雑木林を訪れないと気がやすまりません。しかしざんねんなことに、雑木林がつぎつぎに姿を消しています。人々の暮しが雑木林に依存しなくなったせいで、自然のゆたかさがかえりみられなくなったからでしょう。
 雑木林は2次林、つまり人間が自然と助け合って暮らした記念樹です。雑木林は今でも、人間が自然の一員として守らなければんらないルールを教えてくれます。わずかに残された雑木林に足を踏み入れるたびに、私の耳に木々のささやきが聴こえてくるようです。「これでいいのですか?」      七尾純
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