岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2015年08月

下彦間高野(栃木県佐野市)の棚田 8月31日

栃木県佐野市の西部、旧田沼町の下彦間高野(しもひこまたかの)の棚田を訪問しました。
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この地区では、畑は勿論、田んぼまでほぼ全ての耕地がイノシシやシカ防除柵に囲まれています。
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イノシシ捕獲のための大きなワナも置かれていました。地元の方のお話しによると、シカがでるようになったので、防除柵を高くしたそうです。

滞在時間が短かったので地区全体を見ることはできませんでしたが、北側の棚田は耕作放棄されているようでした。
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電子国土で、この地域の70年代後半と最新の空中写真を比べて見ると、水路や道路は整備されましたが、耕地の藪化、樹林化が進んでいるようです。
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下彦間高野の棚田は残したい栃木の棚田21認定地(2002年)ですが、残したくても残す人がいなくては残せません。

下彦間高野の棚田[(平成20年度中山間地域農村環境保全事業(とちぎの棚田構造分析業務)報告書(栃木県農政部農村振興課、2009年3月)]

キハラゴマダラヒトリの産卵 8月31日

8月28日に採取したキハラゴマダラヒトリが卵を産んでいました。
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※この記事はニカメイガと誤認して作成したため、以下の文章はニカメイガについて書いていますが、削除せず残します(2016年8月)。

容器内の数ヶ所に産卵し、右のかたまりには80粒強の卵があります。メスは交尾後1~2日から産卵し平均300粒、数十粒ずつかたまりでイネなどの葉の表に産卵するそうです(ニカメイチュウ[ニカメイガ]の生態BOUJO.net 病害虫・雑草の情報基地』より)。

岩殿C地区の田んぼの除草終了 8月30日

午前中、小雨の中で作業をして岩殿C地区の田んぼの除草を終了させました。
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田んぼの深水管理ができれば抑草効果が出て、除草作業はずっと楽になるのではないでしょうか。来期の岩殿田んぼの課題です。

岩殿自治会草刈り作業日 8月30日

岩殿自治会の草刈り作業日です。小雨の中多くの皆さんが神戸橋~入山沼までの道沿いを刈払機で除草していました。ありがたいことです。
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フタトガリコヤガの幼虫 8月29日

入山の畑のオクラについていました。フタトガリコヤガ(ヤガ科)の幼虫です。お尻の部分に赤い肛上板があります。葉を筒状にまいてその中にいるワタノメイガ(ツトガ科)の幼虫と併せて50匹ほど捕まえました。昨年もオクラにいっぱいついて、葉を食べ尽くすいきおいでした(昨年の9月3日5日の記事)。
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キハラゴマダラヒトリ 8月28日

この記事は、キハラゴマダラヒトリをニカメイガと誤認して書いてしまいました。写真はキハラゴマダラヒトリです。

交尾中のキハラゴマダラヒトリ(ヒトリガ科)。
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以下、ニカメイガについての引用です。
※ニカメイガをモデルとする種の絶滅過程の研究―絶滅危惧種を救うために― 桐谷圭治・田付貞洋(『植物防疫』2011年5月号)
 かつての害虫としての猛威は,1953年の佐賀平野での大発生にうかがうことができる。佐賀平野中心部の城田での誘殺数は,1950年の200頭前後から「漸進大発生」の様相を示し,1952年の第1世代では100倍の20,000頭をこえ,翌年53年の越冬世代で23,000頭を記録したが,その後同年第1世代になると大発生は崩壊し,誘殺数も300頭前後に激減した(桐谷,2009)。この大発生時には,幼虫がイネ茎を食い荒らす音が畔に立っていても聞こえたそうである。さらに,幼虫の集団移動が生じ,その際には通常の寄主植物ではない,サトイモ,メダケ,タカナ,ダイコンまで加害されたと記録されている。また,農民がトラックを仕立てて「BHCかホリドール(パラチオン)をよこせ」と農薬会社の工場におしかけたのもこの時である。
 ところが,1960年代の日本の高度成長期を境にニカメイガの生息密度は減少し続けた。現在では「並のイネ害虫」,あるいは「ただの虫」,さらに地域によってはほとんど「絶滅危惧種」に近い状態にまで至っている……(20頁)
ニカメイガ(岐阜大学応用生物科学部昆虫生態学研究室HP)

岩殿C地区の田んぼの除草 8月28日

岩殿C地区の上の田んぼの除草を澤田さんとしました。7割程度終わりました。
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※イネの穂にカメムシがついて汁をすっていました。カメムシの吸汁により変色した着色粒が斑点米です。玄米の検査規格では着色粒の混入率が0.1%超で二等米、0.3%超で三等米、0.7%超で等外米に格付けされてしまいます。2005年度東北地方産米の2等以下に格付けされたものの45.1%はカメムシ類による着色粒の混入過多でした。混入率0.1%超とは、1000粒(にぎり寿司2個くらい)で2粒弱です。米の価格は60㎏で600円から1,000円安くなります。米の検査で等級が下げられると農家は収入が減ってしまうので、カメムシ防除の農薬を散布します。水稲で使用する殺虫剤で一番多いのがカメムシ防除の農薬(有機リン系、ネオニコチノイド系)だそうです。斑点米は健康に悪いわけでも、味が落ちるわけでもない。安全性には全く問題がないとされています。また、斑点米は色彩選別機ではじかれ、さらに精米するので消費者に届くときにはほぼ消えています。外観重視の検査規格が過剰な農薬散布につながっているのではと危惧します。(→今野茂樹「(私の視点)コメの検査規格 消費者に有用な制度に」『朝日新聞』2015年5月2日掲載。『米の検査規格の見直しを求める会』のHPから全文を読むことができます。)
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※田んぼのウスバキトンボ
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岩殿B地区上の田んぼの出穂・開花始まる 8月27日

岩殿B地区の上の田んぼの出穂・開花がやっと始まりました。
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下の田んぼは、こういう状態です。
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澤田さんは、25日に続いて、岩殿C地区の上の田んぼの草取り。25日の夜から26日で26.5㎜の降雨でした(鳩山町)。田んぼの水は冷たいですが、除草は大汗をかきます。

ヒマラヤスギの実 8月26日

雨の中、嵐山町にあるトラスト3号地の自然観察会に参加してきました。細原の四阿・トイレのある場所にヒマラヤスギ(マツ科)があり、たくさんの実をつけていました。
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大塚基氏『ふるさとのよもやま話』目次 8月25日

嵐山町古里(ふるさと)の大塚基氏さんが、昭和20~30年代の暮らしにまつわる話をまとめた『ふるさとのよもやま話』(まつやま書房、2015年5月 B5判225頁、1,500円+税)。昨日の『朝日新聞(埼玉版)』で紹介されましたので、目次を掲載しておきます。
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 大塚基氏『ふるさとのよもやま話』目次

はじめに
寄稿 夕餉のおもいで 嵐山町長・岩澤勝
寄稿 私の想い出 埼玉県柔道連盟副会長・奥平力三

第1章 遊び・狩り・動物
 1ぶっちゅめ(ぶっちめ)、2昆虫採集、3消防小屋の蛾、4さかなとり、5からねこ、6じんとり、7けだし、8竹馬、9どこらふきん、10ガシャガシャとり、11めじろとり、12子供の夜遊び、13ほたる、14水あび、15道草、16丸木橋、17さわ蟹とえび蟹、18つばめ、19ガラス筌、20化石とり、21ぶっつけとべーごま

第2章 食べ物
 22うどんつくり、23さとうだんご、24おなめ、25お土産のようかん、26焼き餅

第3章 農業・手伝い・世話
 27はなどりとしんどり、28うさぎの世話、29ヤギの世話、30朝草刈り、31薪づくり、32お蚕様、33背負板とやりん棒、34こどもの使い、35たなぐさとり、36稲刈り、37麦まきと手入れ、38にわとり、39帰ってきた伝書鳩、40雨ごい、41はたおり、42田植え・さなぶり、43溝あげ、44いっそう作り、45さつまいもほり、46野良弁当、47桑の木の皮むき、48大豆はたき、49こんにゃく玉干し、50石うす、51わら加工、52ちょっぺ傘とござ合羽

第4章 信心
 53天王様と旗持ち、54四郎次さん、55てんぐだんご、56氏神様と井戸さらい、57古里駒込墓地、58八坂神社、59飯島稲荷、60おまいり、61藤塚の阿弥陀如来様、62花祭り(灌仏会)

第5章 地理・人物
 63たにあ、64馬内、65小便町、66相生の松、67ひーおばあさん、68精進橋

第6章 生活・くらし
 69たなばた、70お正月、71やまし、72夜まわり、73我が家の母屋のこと、74きのこ、75アイスキャンデー屋さん、76なっとう屋さん、77盆やぐら、78流れ人、79粘土シャンプー、80お風呂、81風呂たき、82蚊帳、
83ひるね、84熊谷の花火、85我家のねずみ、86蚕屋の煙突と屋根裏、87屋根の葺き替え、88井戸の水源探し、89天気予報、90むじなの嫁入り、91おひな様、92こたつとあんか、93春蝉(松蝉)、94野山の恵み、95ガッチャンポンプ、96洗たく、97しろうと演芸会、98外便所、99木枯らし、100お正月の準備、101松の内の行事、102小正月の準備、103小正月の行事、104恵比寿様、105節分、106お盆様、107十五夜様と十三夜様、108葬儀

特別寄稿
 祖父栄一の休暇日誌(八和田尋常高等小学校高等科2年生、明治44年8月)
 父正市の最期の記録
 父の日記(昭和32年)

あとがき

この本の元原稿『私の百話』(2011年版)はブログ「GO! GO! 嵐山3」で読めますが、出版にあたって増補・改訂され、写真やイラストが追加されていますので、まつやま書房版を購入されることをお勧めします。書店から注文できますが残部僅少です(追記:増刷されるそうです)。
昭和20年~30年の農村風景と人々の息づかい
  戦後に興った産業経済大国への変化の潮流まっただ中にあった昭和20~30年代。
  日本人の生活様式・生活環境・生活観も著しく変わってしまった今では、この時代にあったことの多くが忘れられてしまった。
  昭和21年生まれの著者がその当時の記憶を思いおこし、遊び、食べ物、農業、信仰、生活、習慣などの108つの“よもやま話”を本書で記す。
 郷土文化が注目され、その記録保存が重要視されてきた昨今、この書籍がその一つの方向を示すものとなるだろう。(まつやま書房のWebより)


児沢の田んぼの除草が終る 8月24日

児沢の下の田んぼの除草が終わりました。
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児沢の3枚の田んぼの除草は今日で完了ということにします。


エダナナフシ 8月24日

児沢の下の田んぼのイネにどういうわけかいました。
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児沢の田んぼの周囲は雑木林ですからなにかの拍子に田んぼに落っこちたのでしょう。

すべての人に開かれ すべての人に参加を求める 「生きている」を考える場 JT生命誌研究館季刊誌「生命誌」通巻3号ナナフシ この愛すべき奇妙な昆虫 :岡田節人


セズジスズメの幼虫 8月24日

児沢の田んぼの畔にいました。セズジスズメ(スズメガ科)の幼虫です。
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幼虫は、ヤブカラシ、ノブドウ、ホウセンカ、サトイモ、テナンショウ、コンニャク、カラスビシャク、ムサシブミなどを食餌(しょくじ)とするそうです。

昌子のお庭は虫づくしスズメガの見分け方1



ミズオオバコの花 8月24日

児沢の下の田んぼでミズオオバコの花が咲いていました。
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埼玉県ではミズオオバコは絶滅危惧Ⅱ類ですが、児沢の田んぼ、岩殿B地区の田んぼには生えています。

雑草図鑑水田雑草ミズオオバコ

畑の草刈り 8月24日

児沢の畑の除草。この2、3日は台風の北上の関係か日中の日ざしは弱くなっていますが、草取りはジットリと汗をかく仕事です。
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児沢田んぼの草刈り 8月23日

関口さんが児沢の田んぼのまわりの草刈りをしてくれました。
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秋ソバの発芽不調 8月23日

8月7日に青木ノ入の畑にまいたソバの発芽がよくありません。まき直しが必要なようです。
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畔草刈り 8月23日

市民の森の道具片づけのついでに、田んぼの畔のタイヌビエを刈ってくれた鷲巣さん。
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岩殿A地区の物置から上とB地区の田んぼのまわりの草刈りを急がなくては……。

岩殿C地区の草刈り 8月23日

岩殿C地区の上の田んぼの除草と並行して、伐採木のイス・テーブルの周りと作業道の除草を澤田さんがしています。
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林床管理 8月23日

市民の森保全クラブ、毎月第4日曜日の定例作業日です。参加者は、芦田さん、太田さん、片桐さん、澤田さん、鷲巣さん、渡部さんとHikizineの7名でした。刈払機と鎌を使って下草刈りを行いました。
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澤田さんは入山沼付沿いの道の草刈りをしました。
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4月10に植樹したコナラ、クヌギの苗の内、3本は枯れてしまいました。
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児沢田んぼの除草 8月22日

児沢の上の二枚の田んぼの除草が終わっているので、下の田んぼの除草を始めました。
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コナギとホタルイ?に混じってミズオオバコが生えていました。
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ミズオオバコ(トチカガミ科)とオオバコ(オオバコ科)

7時から9時まで第16回ひがしまつやま花火大会。こども動物自然公園ではナイトズーで開園時間が9時まで延長されていて、都幾川リバーサイドパークの花火も楽しめました。

野田館でパックテスト 8月21日

午後、野田館でパックテストで採取した水を調べました。
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携帯用のpH計とパックテスト(COD、亜硝酸態窒素、アンモニウム態窒素、硝酸態窒素、リン酸態りん)で水質を測定しました。パックテストの購入、野田館の利用、調査に必要な器具の提供、調査方法など教えてくださった渡辺さん、山本さん、ありがとうございました。

神戸橋上流の5地点での水採取 8月21日

九十九川(つくもがわ)の神戸橋上流の5ヶ所で水を採取しました。
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市民の森は九十九川の水源です。




入山沼、無名沼イ号、藤井沢沼の水質調査 8月21日

比企の川づくり協議会の渡辺さん、山本さんと簡易パックによる水質調査を実施します。入山沼、岩殿C地区ニアル無名沼イ号、藤井沢沼の水を採取しました。これらの沼は市民の森を集水域とする九十九川の水源で、生活排水は流入していません。
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調査項目は、pH、COD、亜硝酸態窒素、アンモニウム態窒素、硝酸態窒素、リン酸態りんです。

児沢で水質調査 8月21日

児沢の砂防堤の上、田んぼの受水口、排水口の3ヶ所の水を採取して簡易パックで水質調査をおこないました。
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調査項目は、pH、COD、亜硝酸態窒素、アンモニウム態窒素、硝酸態窒素、リン酸態りんです。水の採取現場では、採取時刻、気温、水温、水のにごり、匂いの有無を記録します。

下の田んぼの草取り完了 8月21日

澤田さんが、岩殿C地区の下の田んぼの草取りを完了しました。目下、上の大きな田んぼの除草に奮闘中です。
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児沢田んぼの除草 8月21日

児沢の上の手前の田んぼの除草。続きを片桐さんが完了しました。
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6月6日に田植えをした田んぼですが、6月20日に植えた苗間の場所のイネの成長はやはり遅れていますね。

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上の奥の田んぼの除草もされていました。お疲れ様です。
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児沢田んぼの除草 8月20日

児沢の上の手前のモチを植えている田んぼの除草をしました。午前11時頃、雨が降って来たので中止して帰宅。
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雨が止んだので午後3時頃再開しましたが、6時15分頃また雨が降ってきたので、今日はおしまいにしました。
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ヤゴ1匹

ぬかるむ場所に小石を敷く 8月19日

岩殿C地区の坂下の泥濘(ぬかるみ)の場所に児沢の畑で拾った小石を敷きました。
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堆肥の切り返し 8月19日

児沢の下の畑と岩殿C地区にある堆肥置き場の堆肥を切り返しました。
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カブトムシの産卵場所になるように堆肥場の覆いのブルーシートや板ははずしました。

岩殿C地区の堆肥置き場とボッシュ林の間の草刈りをしました。
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岩殿C地区の田んぼ 8月18日

岩殿A地区の田んぼにもこの間、2回の雨(14日夕立、15日夜明け、16日、17日)で水がたまりました。

   上の田んぼ
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   下の田んぼは出穂・開花が始まりました。
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長靴を持っていなかったので、畔から手の届く範囲で除草しました。

岩殿B地区下の田んぼも出穂・開花始まる 8月18日

岩殿B地区の下の田んぼの出穂・開花が始まりました。
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上の田んぼの排水口には、穴があいていました。
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岩殿A地区のひょうたん池の出口の堰の所も脇に漏水しているところがあり、応急処置しました。
17日、18日で68.5㎜(鳩山)の降水量がありましたが、今日一日、強い日ざしで田んぼの水もかなり減っていました。

野生のアズキ・ヤブツルアズキを探そう 8月17日

農文協発行の家族で楽しむ こども農業雑誌『のらのら』№16(2015年秋号)に加藤まさゆきさんの連載「ひみつの実験日記」(66~69頁)が掲載されています。今回は「野生のアズキ」。野生のアズキ(ヤブツルアズキ)はどのくらい野性的なのか、栽培アズキと野生のアズキを比べてみよう、野生のアズキを食べてみよう(赤飯・おしるこ)、ヤブツルアズキの探しかたなどがわかりやすくまとめられています。

 ネットでは、2014年11月にニフティの『デイリーポータルZ』に、加藤さんの「雑草アズキのおしるこが別次元のうまさ」(1)(2)があります。
 記事の前半はお汁粉の材料とする野生のヤブツルアズキの実を手に入れるまでのエピソード。生育地を3年間にわたって関東一円数百kmを走り回りさがし続けていたのだけれども、茨城県つくば市の農業生物資源研究所(生物研)の農業生物資源ジーンバンクの「日本のアズキ (栽培種と野生種)・コアコレクション」の記事を見ると、なんと「採取したヤブツルアズキの生育場所の位置が、採取日とともにめっちゃ詳しく公開」されている。「一度はあきらめそうになったが、粘り強く探し続けて本当に良かった(自宅から5kmの場所にあったのは少し悲しいが)」、「栽培アズキと違い、熟すと自然に実がはじけて種が四方に飛散してしまうので、収穫のチャンスは一瞬」、「このあと3週間にわたって週末ごとに生育地に通い続け、合計で大型レジ袋いっぱいの量を収穫」というお話し。大変だったというだけでなく、野生アズキ探訪の旅の楽しさがうかがえます。
 後半は、努力の賜である採集した野生アズキのお汁粉(ヤブツルしるこ)の作り方です。この記事を読んでから、いつかはヤブツルアズキのおしるこや赤飯、羊羹を食べてみたいなあと思っています。『ノラノラ』で加藤さんは、ダイズの先祖ツルマメでの豆腐づくりに挑戦して見たいと書いていますが、ツルマメ豆腐も食べてみたいです。一丁つくるのに何粒必要で、どんな味なのでしょう。野生アズキは水を吸いにくいので圧力鍋で煮て餡にして食べると味も風味も濃くておいしいそうです。

 加藤さんの3年間の野生アズキ探しの末に出会った農業生物資源ジーンバンクの記事の元になっている『植物遺伝資源探索導入調査報告書』(植探報)Vol.13(1997年)の友岡憲彦「茨城・福島・新潟・栃木・熊本・福岡・佐賀県におけるダイズ近縁野生種ツルマメおよびアズキ近縁野生種ヤブツルアズキの収集と調査」(41~57頁) は、約4年間、全国各地を飛び回って野生小豆を探した報告です。野生アズキの探し方については、友岡さんの「野生アスキを探そう」があります。また、豆類協会『豆類時報』№78(2015年3月)に掲載されている「話題:野生種の豆の可能性を引き出し、食糧危機にも備えるアイデア 友岡憲彦(農業生物資源研究所遺伝資源センター多様性活用研究ユニット長)」もおもしろい。

田んぼのまわりの草刈り 8月16日

岩殿A地区の下の田んぼの西側の草刈りを、刈払機と鎌でしました。
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明日、雨が降って刈った草が水路に流されないように、熊手で集めておきました。

岩殿C地区の田んぼ 8月16日

明け方に降雨があったようです。水は減ってはいますが残っていました。
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岩殿A・B地区の田んぼ 8月15日

岩殿A・B地区の田んぼにも水がたまりました。
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田んぼに水が入ると、排水口付近に穴が開いて水が抜けてしまうことを繰り返しています。
今日は岩殿A地区の2枚の田んぼ、児沢の下の田んぼと上の手前の田んぼに穴があいていました。
応急処置でふさいておきましたが、きちっと補修しないといけません。
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岩殿C地区の田んぼも雨で一息 8月15日

昨夜は、一時的に強く雨が降ったようです。
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無名沼イ号の水量も増えています。
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堰と水路にも水がたまっていました。
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昨日の水路の写真と比べてください。

田んぼの中では、水がたまっている場所もありましたが、日中がんがん日が照りつけていたので、明日はなくなっているでしょう。もう一雨欲しいですね。






降雨で枯れ枝が落ちる 8月15日

昨夜の降雨で、入山沼に向かう道路に枯れ枝が落ちて道をふさいでいました。夏場は雨が降ると落枝があります。今日はありませんでしたが、市民の森の下の道では直径15㎝位のものがよく落ちています。
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完全無農薬無肥料自然栽培トマト 8月14日

児沢の下の畑の隣で自然農法で栽培をしている共奏ファームで完全無農薬無肥料自然栽培のトマトが育ちました。おいしいトマトです。
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朝早くから1日畑で作業をすることもあるKeiさん。日焼けで真っ黒です。

レインボーコーン 8月14日

児沢の上の畑の虹色のトウモロコシ。レインボーコーン、虹色トウモロコシ、七色トウモロコシ、グラスジェムコーン、ジュエリーコーンなどと呼ばれています。ポップコーンにすると美味しいようです。
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環境未来出展について検討 8月14日

市民の森の定例作業日。参加者は芦田さん、片桐さん、澤田さん、細川さん、渡部さんとHikizineの6名でした。今日は作業を中止して丘陵市民活動センターで10月10日の環境未来フェア出展に向け、取り組みを検討しました。
テント前の体験コーナーでは「テーダマツの松ボックリを使ってクリスマスツリー、リースをつくろう」(1点につて100円)をします。どんなものが作れるか、飾りにつかうものなど、9月11日(金曜日)の定例活動日に持ち寄る。テントの中のプラスチック段ボールの展示に使う写真を集める(借りられる写真があれば出展を依頼する)。写真・パネル展示は、10月8日(木曜日)午後1時半~作業して完成させる。9日(金曜日)の定例作業日は、岩殿満喫クラブと合同で作業し、軽トラで会場へ持って行けるところまで準備するなど、作業日程を調整しました。

田んぼにはお湿り程度 8月14日

昨夜の雨量が気になったので岩殿C地区に行ってみました。お湿り程度だったのでしょう。水路の土は湿っていました。
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夕方から雨が降り出し、鳩山の降雨量は39.5㎜。期待がもてそうです。明日、田んぼを見てきます。

岩殿C地区の田んぼ 8月13日

午後7時頃から雨が降り出しましたが、岩殿でも降っているでしょうか。
岩殿C地区の田んぼに水は一滴もありません。奥のみずたまりもさすがに乾いてしまいました。堰のところにわずかに水たまりがあるだけです。田んぼの受水口に続く畔沿いの水路もからからです。
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ダイズの葉がない 8月12日

児沢の下の田んぼの遅れて植えたダイズには葉が一枚もついていないものがあります。何者かに食べられてしまったようですが、ヨトウムシ類でしょうか。
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入山の畑(岩殿A地区)のダイズには葉のないものはありません。
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児沢の畑 8月12日

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児沢の下の畑の梅の木の周りがきれいに除草されていました。
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山極の畑のサツマイモも除草されています。
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今日は山ぎわもきれいにしました。
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午後5時~5時半頃、入山~児沢でわずかに雨がぱらつきました。夕立になるのではと期待したのですが……。






市民の森のバイオトイレ 8月11日

市民の森のBOSCH保全地域(ボッシュ林)の入り口にある四阿(あずまや)の隣にバイオトイレが建てられました.。使用開始は9月以降のようです。
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児沢田んぼの出穂・開花 8月11日

児沢の下の田んぼもほぼ出穂してきました。
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上の2枚の田んぼでは、全く出穂していない列が北側にあります。いずれも受水口の近くで水温が低い、日影になっている時間が長い場所です。来年はここには苗を植えなくてもよいのではと思います。
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手前の田んぼの北側4列

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奥の田んぼの北側2列。3列目は出穂したものがチラホラ。

児沢の畑 8月10日

田んぼも畑も草がぐんぐんのびます。今日は児沢の下の畑のまわりの草刈りがされていました。
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児沢の田んぼ 8月10日

田んぼに水を入れているのに予想より溜まっていない。児沢の下の田んぼは排水口のそばに穴があいていました。3枚の田んぼもまたコナギが殖えてきました。きりがありません。
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岩殿A地区下の田んぼ 8月10日

入山沼からの水は止まっています。
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岩殿A地区の下の田んぼ。昨日の除草の結果を確かめました。一晩で長靴の足あとも消えて、わからなくなっていました。
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地元の方から暗くなってからの作業はマムシがいるから止めるように注意されました。

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