2014年12月

アズマネザサの刈り払い

児沢探検隊の田んぼとフェンスの間に生い茂ったアズマネザサを三本さんが刈り払い機で刈り取りました。ビオトープのあたりはアズマネザサが密生して3メートル以上の高さ達しています。ここは、満喫クラブと探検隊で協力して作業をすすめることにしました。
児沢田んぼに接したフェンス沿いの帯状の場所は田んぼの学校などの際に使用するので、3年程度、春・夏の年間2回の下刈りを反復して草地化していきたいと考えています。
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ササ刈りの達人(HP『開拓日誌』「自給自足の巻」)





餅をつく日 12月30日

野本寬一さんは『藤枝市史 別編 民俗』「第5章季節のめぐり」で藤枝市の年中行事の特色の一つに「年玉(としだま)・年霊(としだま)としてのトシトリモチの形式が確立されていること」をあげている。暮れについた餅を「トシトリモチ」として家族で食べる伝承行事です。

トシトリモチ 『藤枝市史 別編 民俗』2002年 324頁~328頁
正月準備の中心は餅搗きであり、お飾り、注連縄などの用意である。クモチは嫌うといって二十九日の餅搗きを避けるのは全国的傾向である。九(く)が苦(く)と同じ音だからである。一夜餅を嫌って三十一日の餅搗きを避ける例もあるがこれは比較的新しい禁忌である。表1-5ー1[トシトリモチについて、藤枝市、焼津市、大井川町の16例(伝承地・餅の名称・行事伝承内容・伝承者)をまとめた表]に見る限り、十二月三十日に搗く例がほとんどだった。それは旧暦に基づく習慣だったと見てよい。……三十一日に餅を搗かずに三十日に餅を搗き、その日にそれをトシトリモチにするということは、三十日から一日へ、旧年から新年へと転換する旧暦時代の流れを踏襲してのことと考えられる。旧暦には大の月三十日と小の月二十九日があるのだが、十二月を大の月三十日に当てたことになる[よる?]。
[表中14事例が、家族個々に一個ずつのトシトリモチが与えられている]現在、正月には子供達が大人から「お年玉」と称して現金を与えられるのであるが、古くは年玉は年霊(としだま)であり、餅が年霊を象徴するものであったとする考え方は一般化しつつあるが、それは実証されたとはいえない。鹿児島県の甑島(こしきじま)で、大晦日の晩トシドン(年殿)と呼ばれた仮面の来訪神がやって来て、子供達にトシトリモチ・トシダマと呼ばれる餅を配って歩く例が広く知られており、八丈島で家族の人数分だけの餅を神棚に上げ、これを身祝い餅と称して四日に下ろして雑煮を入れて食べる例などもあるが、年霊餅(としだまもち)の実証例は少ない。そうした中で、表1-5-1に示したような藤枝市のトシトリモチの事例は貴重である。新年を迎えるに際して家族一人一人に餡をまぶした餅が与えられ、これをミゴで切って食べるというトシトリモチの形は、藤枝市・焼津市・大井川町から大井川以西の遠州南部にまで及んでいる。トシダマの餅として注目すべきものであろう。……[膳の上にミゴを敷き、その上に大きな餅を載せ、その一つの餅をミゴで切って家族で分けて食べる事例]……トシトリの日に一つの餅をミゴで切って家族全員で頂くというのは、年霊をハヤしていただく、年霊を増殖分割させていただくという要素が見られ、より古層の民俗を示すものと見ることができる。トシトリモチを食べることは、新たなる年の霊を体の中にいただくということにほかならないのである。


餅つきを避ける日 12月29日

雨降りで今日予定していた籾ガラくん炭づくりは中止になったので、年末の餅搗き日の禁忌について調べてみました。「九日餅(クンチモチ)」といって29日にはモチを搗くなといいますが、「福餅(フクモチ)」といって喜んで搗くところもあるそうです。29日のほかに餅を搗かない日として31日の「一夜餅(イチヤモチ)」があるので28日・30日に餅を搗くことが多いですが、「申の日」(人が去る・死ぬ)、「卯の日」(憂いの日)には搗かないという伝承もあるようです。旧暦の時代には12月の晦日(みそか)は31日ではなく30日ですので、「一夜餅」を気にすれば28日に搗くということになりますが、30日にも餅を搗いていたようなので「一夜餅」のタブーは時代的には新しいものかもしれません。

餅搗き 『滑川村史 民俗編』1984年 202頁
一二月二八日、三〇日 二九日は「苦餅(くもち)」、三一日は「一夜餅(いちやもち)」といわれて嫌われ、二八日か三〇日に餅つきを行う。

餅つき 『大井町史 民俗編』1985年 242頁
餅つきは二五日頃から始めるが、九のつく日は九と苦の連想から苦労するといって、クンチモチはつくなという。また申の日は、人が去る(死ぬという意味)からといって避けた。三一日はイチヤモチといって、縁起が悪いといい、餅をつくことを避けた。

餅搗き 『鳩ヶ谷市史 民俗編』1988年 295頁~296頁
餅搗きは、ほとんどのところが二十七日~三十日の間に行い、三十一日は餅切りをしたようである。……
二十九日を、福と読み、これを福餅といって喜んで搗くという……もあるが、多くのところは二十九日はクンチ餅といって嫌い、三十一日は、一夜餅といってこれを嫌って避けている。

餅つき 『三芳町史 民俗編』1992年 372頁~373頁
煤払いが終ると餅つきをした。日取りはだいたい定められていて、今はつく餅の量も少ないのでたいてい家ごとにつくが、かつては親しい親戚や近隣同士モヤイでつくことが多かった。餅をつく日が毎年決まっていたのはモヤイでつくため、どこの家は何日と決まっていたほうが暮の忙しい時期、日程を立てやすかったからだという。……
禁忌 餅つきの場合にクンチモチ(二九日)。一夜モチ(三一日)、申の日(火早い)はきらう。しかし、モヤイでつく場合に二九日でもついた。

餅搗き 『伊奈町史 民俗編』2002年 307頁~308頁
正月用の餅搗きは、暮れの二八日か三〇日に行うのが一般的である。二九日に搗くことをクンチ餅、三一日に搗くことを一夜餅といって嫌うので、必然的にこの二日付近になるのだという。クンチ餅は「九」が「苦」につながるので嫌うのだといわれる。また、申の日の餅搗きも嫌う。「火にたたる」といって火事になるから嫌うという伝承や、「申は餅をカンマス(かき回す)」から嫌うという伝承がある。

餅つき機で餅をつく 12月28日

午前中、市民の森での保全作業をすませ、午後2時から岩殿C地区で収穫したモチで餅つきを児沢家でしました。餅つき機2台で児沢家ののし餅と満喫クラブの御供えと丸餅をつくり、あん、きなこ、大根おろしでいただきました。戸外で寒いのと日が暮れてきて片付もあり、忙しい餅つきでした。
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餅つきは、最初29日を予定していましたが、「29日には餅つきはしない」ということで変更、29日は雨が降らなければ籾ガラくん炭づくりを計画しています。

伐木を作業道におろす 12月28日 

今日は市民の森保全クラブの2014年作業納めです。参加者は芦田さん、金子さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さんとkizine。さらに三本さんが参加してくれたので総勢7名で作業しました。途中、会員の太田さんと現場で打合せ。
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前回伐ったコナラを下の作業道(車道)まで引き出しました。
スリングで滑車を設置して支点とし、チルホール(手動ウインチ)でひっぱります。
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チェンソーで二つに玉切りし、今度は軽トラで牽引することにしました。
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10mほど地曵きして道幅の広い場所で、、フェリングレバーで道路端に移動しました。
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斜面に残っているコナラは杭で滑落しないように止め、次回、下におろします。
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しめ縄作りに挑戦 12月27日

児沢探検隊の注連縄(しめなわ)作りに参加しました。
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注連飾り(しめかざり)の作り方(室賀志通夫)上田市役所インターネット版「注連飾りの作り方」
縄を綯(な)う秋田県立博物館「ゼロから始めるワラ仕事」テキスト

名古木生き物の里(秦野市)

神奈川県秦野市(はだの)名古木地区(ながぬき)の生き物の里4号地を訪問しました。
秦野市では、希少な野生生物の生息環境保全のため、休耕田となった湧水湿地等を「生き物の里」として指定しており、現在6箇所が指定されています。
2007年に指定された4号地は面積は4,809㎡。指定時には谷戸の水路、周囲の樹林地、草地に多くの生物が生息していました(東京農業大学短期大学部環境緑地学科緑地生態学研究室の学生の生物調査では植物535種、昆虫類707種、哺乳類14種、爬虫類9種、両生類7種、鳥類46種)。田んぼは38年間人手が入っていない荒廃休耕田だったので、その間除草剤が使用されていなかったことが生き物が残る要因になったのではないかと考えられているそうです。
  環境省里なび・里なび研修会 in 神奈川県(2012年2月9日)報告
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埼玉県平和資料館ウィンターナイトミュージアム

埼玉県平和資料館(ピースミュージアム)の展望塔(海抜147.5m)からの夜景です。
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手前が大東文化大学東松山キャンパス

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中央にスカイツリーがあるはず?

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ウィンターナイトミュージアム
12月27日(土曜日)と1月10日(土曜日)20時まで

伐ったアカメガシワとアズマネザサを運ぶ 12月24日

児沢の田んぼから、アカメガシワとアズマネザサを運びました。アカメガシワは焚き付けの薪に使い、篠竹は野菜の支柱などに使うつもりです。1回運んだだけなので、まだたくさん残っています。
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※伐ったアカメガシワの利用法
アカメガシワの葉で作った「アカメガシワ茶」が売られています。ネットでは10㎝の苗を1,000円で売っていて、「材は柔らかく下駄や薪に使われます。樹皮は生薬で胃潰瘍などに効果があるとされます。実は駆虫剤に利用されます」と商品情報がありました。
 
 薪として利用 ネットでみていると、「薪ストーブ用薪 切れ端B雑木ミックス950円 段ボール入り約25kg 乾燥済 焚きつけ用にも可」、木の種類は「シイ、サンゴ樹、カシ、ネムノキ、アカメガシワその他」があり、薪として売られています。

 『エンジョイ・ライフ』というブログには、「落葉3樹種の燃え方」の記事があり、一般には薪炭材として扱われていない、クマノミズキ(気乾比重0.76)、ネムノキ(気乾比重0.5前後)、アカメガシワ(気乾比重0.52)3種のストーブでの燃え方を比較しています(シラカシ気乾比重は0.83、クヌギ0.85、コナラ0.76、クリ0.60。樹木の幹比重、気乾比重はhttp://had0.big.ous.ac.jp/gakunai/vegetation/succession/kanhijyuu.htmを参照)。
(以下引用)
「……薪を投入して全体に火が回るまで、ネムノキとアカメガシワは1分、クマノミズキでは約2分を要した。……結果、軽い木は火の周りは速いものの、重い=堅い木と目されるクマノミズキと似たような時間で燃え切った。因みに、いずれも辺が平均5×5cmで弧が10cmの扇形をした、長さ約35cmの割り材である。最も堅いと思われるクマノミズキ比べ、若干でもアカメガシワの火持ちが良かったのは予想外だった。」
「……要するに、火持ちが良いのは大きな薪ということを再認識しただけである。世に薪炭材というほどだから、炭すなわち熾火(おきび)の時間を含めての火持ちかも知れない。しかも火持ちに期待するなら、大きく割れということか。」
(引用おわり)
気乾比重が大きければ「火持ちがよい」、小さければ「焚き付けに適している」と考えてしまいますが、ちょっと違うみたいです……。『Outdoor』(1996年12月号)特集・焚き火の達人「焚き火の材料になる樹木たち」(26頁~27頁)では以下の4グループにしています。「クマノミズキ:ミズキの仲間で最も火力が強く火もちもいいが、火つきはよくない。」、「ネムノキ:火つきはわるいが燃えだせば火力はある。ただし空気の供給が悪いと立ち消えするので注意。」、樹種ごとに「火つき」、「火力」、「火もち」を合わせた特徴が60字位で書かれています。

  火が長続きする樹木:クヌギ、コナラ
  焚き火で使う樹木:アラカシ、クリ、イヌザクラ、イヌシデ、シイノキ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、クマシデ、クロマツ、クマノミズキ、アオダモ、エノキ、イタヤカエデ、ネムノキ、ケヤキ、エゴノキ、スギ、ヒノキ
  燃やすととても臭い樹木:ゴンズイ
  絶対使ってはいけない樹木:ヌルデ、ヤマハゼ

 キノコのほだ木 ブログ『豆狸の狩猟・採集的生活のススメ』に「アカメガシワの枯死木とアラゲキクラゲ」、「アカメガシワ倒木」という記事があり、アカメガシワは柔らかい木なので、ヒラタケなどの原木栽培に最適とありました。来春、コナラ、ヤマザクラの駒打ちの時、ためしてみましょう。

アズマネザサの刈り払い 12月23日

今日はアズマネザサの刈り払いをしました。こども動物自然公園のフェンスの向こうにコナラの高木があるので、春から秋にかけてどの程度日照時間が増えるかわかりませんが、法面にどのような植物がでてくるか楽しみです。田んぼの東側のアズマネザサの「壁」がなくなったので、田んぼへの風の吹き込みもかわり、稲架掛けしたイネの乾燥も早まるでしょうし、田んぼにたまる落葉も増えることでしょう。
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下の田んぼからビオトープにかけてはアズマネザサが3m以上の高さに伸びて群生しています。この部分はアズマネザサを全て刈り取ることはせず、また刈り高を高くするなどして慎重に林床管理していきたいと思います。

フェンス側のアカメガシワの伐採終了 12月22日

少しずつ伐っていた児沢田んぼのアカメガシワ。今日、下の田んぼの奥を伐採しました。上の田んぼに残っていたネムノキを1本伐り、上の田んぼから草刈り機でアズマネザサを刈り始めました。下の田んぼ・ビオトープの池の奥は密生しています。アズマネザサを刈り終えれば、こども動物自然公園フェンスの外側の日照をさえぎっていたアカメガシワやアズマネササの伐採はおわります。
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児沢の田んぼは上の田んぼの北側をヤマツツジに注意してこれから伐り、その後、水路・畦畔の整備に着手する予定です。

アカメガシワ5本伐採 12月21日

児沢の上の奥の田んぼのこども動物自然公園のフェンス側のアカメガシワをノコギリで切り倒しました。伐採すればおしまいということではないようです。「アカメガシワは根から発芽し、新たなシュートを形成することができる。伐採すると小さなシュートが多数形成され、個体数は急増してしまう。……
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アカメガシワのあれこれ
アカメガシワ 
   名を知るは愛のはじめなり/身近な樹木のガイドブック 大坂百樹
   
アカメガシワ写真 アカメガシワ(赤芽柏)  松江の花図鑑

アカメガシワの薬効 アカメガシワの葉の斑入り、初雪柏 (仮称) が見つかる  雑想庵の破れた障子

アカメガシワ(種子は数時間高温にさらされると、発芽態勢ができるのは何故か(発芽のメカニズム)/春先の芽立ちの新葉は紅色を帯びているのは何故か/トウダイグサ科に所属する「分類学」はどうなっているの)
 森の不思議第31話「アカメガシワは自然繁殖の先駆者です」  皿倉山ビジターセンター

葉の空間配置 福原のページ(植物形態学・生物画像集など)

根から発芽し新たなシュートを形成 アカメガシワ8戦略9戦略
  岡山理科大学生物地球学部生物地球学科植物生態研究室(波田研)
アカメガシワは根から発芽し、新たなシュートを形成することができる。伐採すると小さなシュートが多数形成され、個体数は急増してしまう。石垣の間などからも芽をだして増殖することもできる。……

樹形に見る樹木の成長戦略―アカメガシワ(Mallotus japonicus)を例として (東京都城北中学校3年上杉曉)
  自然科学観察コンクール

アカメガシワの繁殖方法  島根県薬草栽培・利用指針

野鳥観察会参加 12月20日

東松山自然倶楽部のネイチャーウォーク・自然に親しむ会に参加しました。ウォーキングセンター9時集合。吉見町の大沼まで歩いて野鳥を観察しました。まとめの会の報告では、今日は34種類の鳥が声や姿で確認されていました。
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東松山自然倶楽部ネイチャーウォーク・自然に親しむ会

 1月17日(土曜日) ため池や耕地で冬鳥の観察会
   9時~12時 大岡市民活動センター集合
 2月21日(土曜日) 市民の森で植物や生き物の冬越しの様子を観察
   9時~12時 岩殿・物見山駐車場集合
 3月21日(土曜日) 平野市民活動センター集合
   9時~12時 滑川の河原や河畔林で鳥の観察会

アカメガシワ伐採 12月19日

児沢の田んぼのアカメガシワ、今日も1本伐採しました。
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◎の位置のアカメガシワです。鋸で半分位伐ると幹が裂けて、田んぼ側に倒れます。

※アカメガシワの生態 → シリーズ自然を讀む 樹木の個性を知る、生活をしる(東芝『ゑレキテル』)

冬の植物観察会 12月18日

石坂の森・市民の森で冬の植物観察会をしました。コースは、岩殿・物見山駐車場-石坂の森(東尾根道-中尾根道-見晴らしの丘)-市民の森(ボッシュ林あずまやで昼食-谷を下って岩殿C地区の田んぼ-市民の森保全クラブ作業エリア-岩殿A・B地区田んぼ)-岩殿入山地区・九十九川-正法寺-駐車場です。
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オニグルミの冬芽の写真を年賀状にデザインしたそうですが、来年の干支の羊に似ています。
文一総合出版の『冬芽ハンドブック』、『樹皮ハンドブック』、新潟県都市緑化センター『新潟県スポーツ公園冬芽ハンドブック』(PDF版)などと見比べながら、冬芽や葉痕の観察をしました。二宮さん、中村さん、ありがとうございました。

上の畑の耕運おわる

片桐さんが管理機で児沢の上の畑の耕運を完了しました。
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管理機で耕運 12月17日

堆肥場に落ち葉を追加しました。50㎏位です。管理機で上の畑の耕運。くねに植えてある茶の木の手入れや、山の畑のトラクター耕運の後処理の根っことりをしました。
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小雪がちらつく 12月16日

今日の植物観察会は、悪天候が予報されていたので、昨夕、中止の連絡をしました。18日(木曜日)に森林インストラクターの二宮さん、中村さんを迎えて実施します。
堆肥場に落ち葉を追加しました。澤田さんは物置の室の整頓。ふたりで畑の根っこを集めていると、天気予報どおり小雪が舞ってきました。
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管理機・物置の整備 12月15日

朝の冷え込みで水道が凍りついて水がでません。
凍結防止に水道管に稲わらをまきました。
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管理機のオイル交換をしました。
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物置を整頓し、地下室(むろ)にシートを敷きました。
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落ち葉追加、畑の抜根 12月15日

今朝、児沢に来るとき拾った落ち葉を堆肥場に追加し、上の畑の脇においてあった袋を開けて、堆肥化した落ち葉や雑草を堆肥場の横に移動して積み上げました。昨日、トラクターで耕起した山側の畑で根っこを取り除きました。
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アカメガシワ伐採 12月15日

児沢の田んぼのこども動物自然公園のフェンス側にはアカメガシワが10本位のびています。冬の間にそれらを伐り、アズマネザサも刈り取る予定です。今日、2本ほど鋸で伐採しました。樹齢は8~9年です。
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トラクターで開墾 12月14日

児沢探検隊の三本さんをコーチにトラクター運転講習会。児沢の上の畑のサツマイモを植えていた場所でトラクターを動かして操作方法を復習。その後、片桐さん、澤田さんで上の上の畑を耕いました。小石まじりの堅い土と笹の根っこをロータリーで掘り起こし、午後には畑っぽくなりました。
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たっぺがたつ

12日の市民の森保全クラブ作業日の休憩中の話題。冬、「たっぺ」が立つので稲ワラを庭にしいた話。「たっぺ」とは「霜柱」のこと。

goo辞書では、「さみー日の朝はたっぺが立つ(寒い日の朝は霜柱が立つ)」(埼玉県)今朝はさみーともったら、たっぺがはりやんしたねー(今朝は寒いと思ったら、霜柱が立ちましたね)」(栃木県南)「今朝はたっぺがはって、さむがんすね」(栃木県佐野市HP)。篠田勝夫『埼玉のことば[県北版](さきたま出版会、2004年)では、「霜柱がたっぺだってるよ」。

ノッペのタッペ
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 ……馬内(もうち)の土壌は粘土(ねばつち)まじりのノッペです。冬になり地表が冷えて零度以下になるとよく霜柱がはりました。霜柱をタッペといいます。ノッペは粒の細かい火山灰土でタッペが10㎝も立つことがありました。馬内ではひと冬の間、束をほぐした稲ワラを庭中に散らして、タッペを防ぎました。この敷きワラは、春になるとサツマ床に使いました。古里(ふるさと)地内の内出(うちで)や尾根(おね)では土質が違うので、ワラを敷くことはしていません。……

1960年頃の菅谷中学校(嵐山町)の生徒の詩

    しもばしら
  畑も道もまっ白だ

  道に花をさかしたように
  たっぺがはっている
  足をのせてみた
  のせるたびにぐつぐつといった
  たっぺをふむのがおもしろい
     菅谷中学校生徒会報道部『青嵐』12号 1961年(昭和36)4月
 
   登校

  「さむいなあ」
  と言いながら家を出た
  けさも
  きのうと同じ霜がおりていた
  「ギュギュ」と
  たっぺをふみしめる音が
  いかにも勇ましい
  「つめたい」
  そう言いながら二百メートルの
  たっぺの道を歩く
  その向こうは
  いよいよ学校だ

     菅谷中学校生徒会報道部『青嵐』13号 1962年(昭和37)3月

    たっぺの道

  畑中の登校の道
  あたり一面真白
  「もう初霜かな」
  「まさか」とつぶやく
  片足を踏み入れたとたん
  ざくざくざく
  「なんだろう」と思って下を見ると
  背丈がやっと一寸そこそこのたっぺが
  太陽の光を受けて光っていた
  「おお寒い」「もう冬か」
  とつぶやきながら歩いて行く
  さすがに登校の生徒もまばら
  厚さ三分位のくつ底もだんだん冷えてくる
  百歩ぐらい歩いただろうか
  くつ底も冷えきって
  足がいう事をきかない
  下をむきながら歩いた
  白い息が胸元をおおう
  そのたびにわずかに暖かさを感じる
  長かったたっぺの道
  わずか二百歩余りの道が

    菅谷中学校生徒会報道部『青嵐』13号 1962年(昭和37)3月

巣箱増設、コナラ伐木 12月12日

市民の森保全クラブ定例作業日です。参加者は、芦田さん、片桐さん、金子さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの7名でした。熊手を車につんでいたので落ち葉をあつめて堆肥箱に入れてみました。すぐに箱いっぱいになってしまうので、箱の中に入って落ち葉を踏みつけなくてはなりません。来月17日(土曜日)に、ここで『落ち葉はき体験、堆肥場・焼き芋づくり』イベントを実施します。参加者募集中です。
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1月10日にかけた巣箱を下ろすとシジュウカラが子育てした痕跡がありました。箱の中をきれいにして渡部さん自作の巣箱2つを追加して園路沿いの木にかけました。
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ガイドバー50㎝のチェンソーを使って、コナラの伐木作業を行いました。
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作業終了後も道具の整備に余念ありません。
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次回の作業日は12月28日(日曜日)です。年末なので21日にしたらという提案もあったのですが、参加予想者数の差がわずかなので、予定どおり28日に実施します。

消費者が農家を支える新しい農業「CSA」 NHK朝のニュース 12月12日

NHKニュース おはよう日本『消費者が農家を支える新しい農業「CSA」』。
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CSA(地域支援型農業、Community Supported Agriculture)とは?
消費者が一定期間分の農作物を生産者から買取る契約を結び、収穫前に定額を前納する。生産者は収穫前に資金が集まるため、種苗や機械の確保、作付け計画が立てやすく、安心して農作業に専念できる。 不作などにより契約者への割り当てが少なくなっても返金しない。生産者だけでなく消費者もリスクを背負うことによって「食の安全・安心」を確保しようという農業。

 地域社会が支援する農業
   「CSAの普及・促進活動」(『Farm Direct』HP)

 →『なないろ畑』HP
    →「なないろ畑・CSA農場訪問記」(国際耕種株式会社「AAINews第72号)

 髙木英彰「日本における地域支援型農業(CSA)普及の可能性 ~一般消費者の利用意向調査から~」(JA共済総合研究所『共済総研レポート』2013年4月)


 「農」を支える多様な連携軸の構築』(農林水産省2010年2月)5頁

落ち葉はき 12月11日

昨日、作った堆肥場に落ち葉を積みました。児沢で集めたコナラやクヌギの落ち葉約100㎏(籾ガラ20袋分)。どんどん積み込んでいきたいと思います。
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青ダイズの脱穀と堆肥場仕上げ 12月10日

青ダイズの脱穀をしたら16㎏ありました。黒ダイズよりは乾燥がよく作業が楽でした。残渣は畑でサツマイモのツルと一緒に燃しました。
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昨日作った堆肥場を仕上げました。
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大豆脱穀、落ち葉堆肥場づくり 12月9日

残っていた黒ダイズを脱穀しました。ゴミも含めてざっと7.1㎏ありました。
落ち葉堆肥づくり用に堆肥置き場を作りました。屋根はないのでブルーシートをかける予定です。
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馬渡棚田(茂木町牧野大藤地区)と里山管理

茂木町牧野(まぎの)大藤地区の馬渡(まわたり)の棚田と里山です。傾斜がゆるやかで棚田というより谷津田かなと思いました。谷の奥には小さな溜池があり、田んぼの廻りには害獣対策の電気柵が張られています。
コナラの太さや林床の様相は、比企地方の放置され荒れた里山とはかなり異なっています。この地域が、東京に向けた木炭の一大生産地で、木炭生産のためのコナラの伐採が比企地域よりも遅くまで続いていたこと、木炭生産の衰退後は優良なシイタケホダ木の生産地であったこと、さらに美土里堆肥用の落ち葉掃きが行われているからなのかなど考えています。
『残したい栃木の棚田21』の看板によれば、面積5.9ヘクタール、棚田の枚数80枚、関係農家27戸。2006年3月に発行された『栃木の棚田めぐり vol.3』には、面積5.9ヘクタールで棚田の枚数は120枚とありますがこの違いは何によるものなのでしょうか? 耕作されていない棚田もありましたが、整備して枚数を増やしているように見えたのですが勘違いだったのでしょうか。
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茂木町有機物リサイクルセンター美土里館見学

昨日参加した「農」と里山シンポジウムでの、津布久隆さんのお話しに触発されて、茂木町有機物リサイクルセンター美土里館を見学しました。
この施設は、茂木町内からでる一般家庭の生ゴミ、家畜のふん尿、フレコンバック1袋(20㎏)400円で買い上げている落ち葉、処理に困っていたもみがら、粉砕した間伐材を原料にして、美土里堆肥、液状肥料を作っています。さらに、廃食用油からバイオディーゼル燃料、竹を微粒子化し竹由来の乳酸菌により発酵させて、「美土里竹粉」を製造しています。
里山の落ち葉掃きは「仲間と楽しみながらいい汗かいて、山はきれいになるし、環境にもいい」と、町民の収入源の1つになるだけでなく、将来的には社会保障費の軽減にもつながるのではと期待されているそうです。
施設内を案内してくださったセンター長さん、ありがとうございました。
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堆肥の原料
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廃材、間伐材(直径18㎝以下)を集めて粉砕し、おが粉を製造し、堆肥の副資材とする。
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スクリュー式円形発酵装置・臭気捕集ルーフ・送風ダクト
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 バイオマスタウンとは?
域内において、広く地域の関係者の連携の下、バイオマスの発生から利用まで効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利活用が行われているか、今後行われることが見込まれる地域のことです。
バイオマスタウンについては、「バイオマス・ニッポン総合戦略」(2002年12月閣議決定、2006年3月改訂)に基づき公表されてきましたが、2010年12月に総合戦略に代わるものとして、バイオマス活用推進基本法(平成21年法律第52号)に基づく「バイオマス活用推進基本計画」が閣議決定されたことから、バイオマスタウン構想の募集を2010年度をもって終了しました。2011年4月末で318地区がバイオマスタウン構想を公表していました(埼玉県内では秩父市のみ)。
→「バイオマスタウンレポート~茂木町~

棚田米・八溝米・もてぎ特選コシヒカリ・美土里たいひ

栃木県東部、茂木町の道の駅もてぎ・野菜直売所で販売していたお米です。茂木町はおいしいお米の産地のようです(→おいしいお米を求めて-茂木町逆川地区:いい里さかがわ館)。
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「美土里たいひ」「美土里竹粉(みどりたけこ)」も販売しています。
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「農」と里山シンポ~三富を未来に~参加 12月7日

ふじみ野市総合センター「フクトピア」で開催された三富地域医農業振興協議会主催第5回「農」と里山シンポジウム~三富を未来に~に参加しました。
基調講演は、藻谷浩介さん「“里山資本主義”で三富を元気に」でした。
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パネル討論「未来につなぐ平地林が支える三富農業」では、柿沼正作さん「三富における農業経営」、津布久隆(つぶく)さん「三富平地林の今後の管理法についての一提案」、高村徹さん「三富の木材と出会って」が報告しました。
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※地域資源を堆肥に 「茂木町バイオマスタウン構想」から
2.地域資源を堆肥に
 原料と良質な堆肥生産
良質な堆肥生産のためには、原料が安定的に入らなければならない。それはすなわち製品の安定につながり、農家は堆肥の分析値を信用して作付けができる。何を原料として使うか、混ぜる量によって堆肥の成分が変り、いかにバランスの良い堆肥ができるかが後の利用に大きくかかわってくる。また、プラント運営効率の向上や労働配分をするうえでも重要である。
原料については、次のことが問題になってくる。①原料を何にするか。②収集運搬方法はどうするか。③処理料をもらうのか購入するのか。④保管場所はあるのか。⑤原料の前処理が必要なのか。これらのことをしっかり考えないと堆肥化プラントの設計もできないし、製品の安定化にもつながらない。
……
堆肥の原料 ①牛糞②生ごみ③落ち葉④おがこ⑤もみがら
……
原料名:落ち葉 250t/年
収集運搬:農家から購入し、工場が収集運搬する
12月から4月まで。50ヘクタールの山林が必要できれいになる
処理料及び購入料:1袋15キロで400円で購入。1袋の大きさ0.25㎥
特性:菌体が豊富。細菌、放線菌、糸条菌。CN比30~50
……

 原料③落ち葉
落ち葉は昔から生ごみや家畜糞と混ぜて堆肥にしていた。しかし、化学肥料の普及とともに落ち葉堆肥を作る農家は減少してきた。その結果ナラ、クヌギ林を掃除する目的もなくなり荒廃してきている。茂木町では、雑木林の保全と良質な堆肥づくりの原料として落ち葉を利用している。落ち葉は年間250トン使用し、80ヘクタールの山林がきれいになる。 約15Kgの袋詰めを400円で購入している。しかも、12月から4月まで山で100人が落ち葉収集で働き、雇用対策と健康増進になっている。
また、落ち葉には発酵に必要な細菌、放線菌、糸状菌がたくさん付着しており、副資材の中でも優等生である。また、特殊な菌を使うのではなく地域に住み着いていた土着菌を使うので、その菌が堆肥の中で生き続け地域のほ場に帰っていったとき活躍すると思われる。落ち葉は、副資材というよりも発酵促進剤的な働きが強い。
……

トラスト3号地植物観察会

森林インストラクターの二宮さん、中村さんのガイドで毎月、嵐山渓谷のトラスト3号地で行われている植物観察会に参加しました。紅葉の盛りは過ぎていましたが、2時間で50種以上の植物の観察・解説を受けました。冬でも青い草は意外にあるものですね。
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第1日曜日午前9時、国道254号の農産物直売所から峠をこえて遠山駐車場集合

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サトイモ・堆肥の作業 12月6日

澤田さんた、昨日のサトイモを干して仕分けしました。菅谷の地芋、八つ頭系、茎みどりなど。
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下の畑の横にある堆肥。カブトムシの幼虫を育てるバーク堆肥と刈り取った雑草と野菜の残渣をつんだ堆肥に分けて積みなおしました。バーク堆肥はモグラ除けに、下にもシートを敷いています。
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ECOM出版記念パーティ&望年会参加 12月5日

エコ・コミュニケーションセンター(ECOM)代表の森良さんの『地域をつなぐもりもりコーディネイション』(まつやま書房、1500円)の出版記念パーティ&望年会が池袋のがんばれ子供村でありました。

「43歳で独立してNPOの仕事を始めたときすぐに理解したことは、環境とか福祉とかいうテーマが大事なのではなくて、問題を解決できる市民(地域の主体)が育つことが大事なんだということでした」(3頁)、「今日のコーディネイターの隆盛にもかかわらず、その実態たるや足元にすきま風が吹いているお寒い状況です」「この本で述べてきた高い専門性と未来への深い洞察力を持つことをコーディネイターは求められているにもかかわらず、その見返りは乏しいのが現状です」(154頁)として、①地域の基金(ファンド)を確立する。②コーディネイターの相互サポートのネットワークをつくる。③「地域づくりのシンクタンクをつくることが提案されています(154~159頁)。首都圏、東上線沿線の地域ですばらしい活動を展開している方たちに知り合え、望年にあたり期するところがあり、楽しい3時間でした。

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サトイモ収穫おわる 12月5日

昨日、児沢の上の畑の堆肥を下の畑に移し、耕運機が入りやすくなりました。
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下の畑のマルチが風でめくれていたのを直しました。
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11月25日にまいた畑のすみのライ麦も芽を出しています。
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岩殿C地区のサトイモののこりをすべて収穫しました。
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堆肥つみ直し・サトイモ・ジャガ芋掘りなど 12月4日

少しだけ黒ダイズの脱穀をしました。去年に較べると虫くいの豆が少ないようです。→「大豆編 虫害防除」(『みんなの農業広場』)
児沢の上の畑の上(山側)で11月6日に刈ったメリケンカルカヤやササ22日の続きで焼却しました。
一番上のところで「土着菌」のかたまりを見つけたので刈草堆肥にヌカと一緒にまぜました。2月26日に五十嵐牧場から購入した牛糞堆肥は残っていませんが、7月9日に東松山市堆肥生産利用組合から購入した堆肥は残っていたので、ヌまとめて積みなおしました。カブトムシの幼虫が大きく育っていました。ブルーシートの下にはモグラの掘ったトンネルがたくさんありました。シートがなければ、幼虫はモグラのご馳走になっていたことでしょう。
4月16日に植えた岩殿C地区のサトイモを掘りました。土がまだ湿気っていて重くて掘るのに一苦労だったようです。9月2日に植えた児沢の畑の秋ジャガも収穫しました。
今日のお昼は、細川さんが炊いてきてくれたご飯とダイコンの煮付け、澤田さんのハヤトウリの浅漬け、サンマの蒲焼きの缶詰をオカズにしていただきました。時間がない時に食べられるように、即席めん系も常備しておこうという話になりました。
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ダイズの脱穀開始 12月3日

定例作業日。佐飛さん、細川さんと、11月18日に岩殿C地区から運んできた黒ダイズの脱穀をはじめました。棒で叩いたりして、莢(さや)から実を取り出しました。お昼はウドンを作って食べました。
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※府県のダイズ作は間作、畦畔、混作で手作業が主だった
「我が国におけるダイズ栽培の変遷は北海道と府県とでは大幅に異なる。北海道は1年1作として当初から、全面耕起-整地ー作畦ー施肥ー播種ー管理作業ー収穫(刈取り)ー脱粒ー調製といった作業体系で、人力と畜力利用の機械化で行われていた……
 府県のダイズ作はムギ間作やムギ刈り後の畦を利用した栽培および水田畦畔栽培や夏作物の間混作などで、播種、除草、中耕、培土、収穫、調製のいずれも手作業が主で機械の利用は一部にすぎなかった。……」(『農作業学』農林統計協会、1999年、200頁)

※ウツギの花が咲くころが蒔き旬(まきしん)、虫おくり

『新田町誌第5巻 特集編新田町の民俗』1990年、222~223頁
大豆……まきつけは、ウツギの花が花ざかりのころが旬。六月に小麦のさくの間にまく。手入れは除草くらい。収穫は十月の末。とってきて、逆さにして、天日に乾してから、棒でたたきおとした(木崎)。大豆は畑につくった(生品)。
 五月の上旬、ウツギの花の咲くころにまきつけ。収穫は稲刈り時分で、十月末から十一月のはじめにかけて(市野井)。
 むかし、盆がら(盆送りの翌日)に、虫送りをした。寺の庭にあつまって、数珠をまわした。昼間の行事で、「豆の虫を送るよ。豆の虫を送るよ」といいながら、数珠をまわした。大豆につく、ホウジャク退治のためにしたものだが、大豆をつくらなくなってやめになった(金井)。
 大豆は、五月の八十八夜から九十九夜のあいだにまいた。あまり早くまくと霜にやられるといった。収穫は十月の下旬のころ。根こぎにして、畑に干しておいて、さやがはねるころに、うちへ持ってきて、ふり棒でたたいた。それを唐箕でごみをふるいわけて、箕でころがして大豆をえりわけた。大豆は空缶に入れて保存した。普通は自家用だった(嘉祢)。

※サクヤブリ
『安中市史第3巻 民俗編』1998年、162~163頁
大豆 昔は、食用、味噌(後に醤油)の原料として大豆を必ず収穫した。
 大豆は、地力を消耗しない作物で、根につく根りゅう菌の力で地力を回復するので田んぼに蒔いて、田植え前に青刈りで鋤き込むこともある。
 田植え前に畑に蒔くが、小麦畑のサクイレとしてやることもあった。間隔を決めて、二粒ずつ蒔く。
 一部の家では、タノクロ(畦)に蒔いた。
 発芽後十日ごとに中耕と除草をかねて二・三回ほど草むしりをする。サクを切って根元に土をかけてやる。
 害虫のホウジャクやコガネムシなどが葉を食い荒らすが、虫捕りはしなかった。
 秋、葉が落ちると引き抜いて、逆さにして幾つかの豆の木で支え合うように立てて乾燥させる。乾燥したものを家に運び、時期をみてネコ(大きい莚)の上に広げ、棒で叩いて脱穀し、唐箕にかけて選別して、保存した。自家用である。
 マメ畑には、よくトウモロコシを蒔くことがあった。この時は、サクヤブリ、またはヨコガミヤブリに蒔く。それは、麦のサクを横切るようにして大豆種を蒔いたからの名称であろう。

※大豆はコサマメ
『伊勢崎市史 民俗編』1989年、361頁
 市域で作られてきた豆類としては、大豆、小豆、ササゲ、ウズラマメなどである。上植木間之原で単に豆といえば大豆のことである。大豆も小豆も五月ころに蒔くが、小豆については「ウツギの花ざかりが蒔きシン(旬)」と言い習わされている。どこでも、収穫は大豆が十一月、小豆が九月末から十月にかけて、ササゲとウズラマメが七月である。大豆のことを、馬見塚でコサマメという。コサとは日陰になる場所をさす言葉である。大豆はコサのような条件の悪い所でも収穫できるためで、「大豆は半コサでもよい」などと言った。

※柿の葉に鳩が隠れるくらいの時が蒔き旬(まきしん)
『鹿沼市史 民俗編』2001年、259頁
 大豆は、畑の周りや、水田のあるところでは田のヨセ(畦畔[アゼクロ]のこと)に作った。麦を刈り取った後の畑で、そのカボツ(切り株のこと)に沿って播き付ける人もあった。また、木を伐採して日当たりのよくなった山の斜面で大豆を栽培することも盛んに行なわれた。木の切り株の周りは土が柔らかく草も少なかったので、そのようなところに種を散らしておくと、大豆がよく育ったという。播種は六月中旬が盛りで、西大芦では「柿の葉がほき出して、枝にとまった鳩が隠れるくらいの時」が大豆の播き付けにはよいといわれる。収穫は、早生や晩生によっても差があるが、大体、秋彼岸過ぎから十月中旬にかけて行なった。

ハヤトウリの醤油漬け

澤田さんが畑でとれたハヤトウリ(隼人瓜)を持って来て下さいました。たくさん獲れるので、別名センナリウリ(千成瓜)。
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浅漬けにしていただきましょう。二つ割りにして皮をむいて、タネを取り、スライスして、煮立てたつけ汁をかけて、半日たてば食べられるそうです。
 →「はやと瓜のしょうゆ漬け」(NHKエデュケーショナル『みんなのきょうの料理』から)

岩殿A地区の畑のコムギ 12月2日

岩殿丘陵の紅葉はまっさかりです。
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須田さんが11月14日に蒔いた岩殿A地区の畑の小麦です。雨が降って伸びてきました。
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テンスイダ、ヤツダなど田んぼの水利条件を示唆する名称

『新編 高崎市史 民俗編』(高崎市、2004年3月)72頁~76頁にある水田の呼称。地名(小字名)になっているものもあります。
  ヒッコシダ(引っ越し田):水が周囲の田から滲み出すなどして自然と流れ込み、水が引っ越す田
  カゴッタ(籠田):水はけがよすぎて、水を入れてもすぐ抜けてしまう田
  テンスイダ(天水田):天水(雨)に頼らないと田植えも出来ない田
  ヤツダ(谷田)・ヤチッタヤツッタ:丘陵部の谷の田
  ヒエタ(冷田)・ヒエッタ:冷たい水の掛かる田
  シケッタ(湿気っ田):低湿な田
  ヒドロ・ヒドロッタ:周囲から水が差して常にじくじくと水がある湿田

天水田(『新編 高崎市史 民俗編』73頁~74頁から引用)
 市域の各地に天水田あるいは単に天水(てんすい)と呼ばれる田が存在する。天水というのは天からの水、すなわち雨のことで、天水田は、用水量が不安定で降雨に頼らないと田植えもできない水田のことである。寺尾町舘では、天水に対して河川を堰き止めて揚げる用水を「上水(じょうすい)」といって区別していた。
 丘陵部にある舘の天水田は、ヤツと呼ばれる谷の沢水を簡単な施設によって引き入れている田であった。少しでも用水量を確保するために、谷水を集めるツツミ(堤)と称する小規模な溜池を造った。同じく丘陵部にある鼻高町(はなだかまち)上鼻高でも、やはり谷にあった水田が天水と呼ばれ、「おてんとうさま次第」で大雨が降らないと田植えができなかったという。ここでも用水不足を補うためにツツミが造られていた。……(中略)
 市域の天水と呼ばれる水田は、谷の沢水、湧き水、規模の小さい河川など、その用水源はさまざまであるが、水量の不安定さと降雨への依存度の大きさから「天水」という共通した名称が付けられていたのである。

ヤツダ(『新編 高崎市史 民俗編』74頁~75頁から引用)
 用水量が不安定な天水は、大きな河川を堰上げた水を引くことができない丘陵地の谷筋に多くあった。ヤツ(谷)の水を引く丘陵地の水田はヤツダと呼ばれた。寺尾町舘、鼻高町の天水田はいずれもヤツダであり、山名町の丘陵部山の上にもヤツダがあった。谷を流れる沢の水は、水量が不安定な上に水温も低かった。直接、田の水口から稲に掛けると、半分くらいの稲に実が入らなくなってしまう。そのため、田のクロ(畦)に沿った内側に土手をつけてヒエボリという溝を作り、そこに沢水を通して水温を上げてから稲に掛けた。冷たい水が掛かる田はヒエッタ(冷え田)とも呼ばれる。
 しかし、ヤツダは丘陵部の谷筋にだけあるとは限らない。倉賀野町西部の粕川やそこに流れ込む川沿いの深く窪んだところもヤツと呼ばれ、ヤツにあった水田はヤツダと呼ばれた。裏作の麦は作れたが、低温でシケッタ(湿気っ田)だったといい、土地の価格も低かった。
 湧き水を伴う水流沿いの水が滲みて湿気った田もヤツダと呼んだ。市域北部の行力町にもヤチッタとかヤツッタと呼ばれる田があった。行力町では湧き水が弁天池と呼ばれる池を作っていたが、そこから流れ出る水路の近くに水が滲みて湿気った田があり、これたヤチッタであった。土が重く、作業しづらい田だった。また、弁天下りと呼ばれる弁天池から流れ出る水は水温が摂氏16度程度と冷たく、やはり水田の畦の内側に稲一株分の水路を作り、そこに水を通して温めた。これをマワシミズ(廻し水)といい、そうしないと、「アオサに立つ」といって稲が肥料を吸収せずに、青いままで実が入らなかった。
 貝沢町では道木堀という水路が清水と呼ぶ湧き水があり、周囲から水が差してヤチ(谷地)のようだったといい、その水が掛かる字八反田の水田は湿田で、「ヤチッタみたいなものだ」といわれていた。ここも地価が低かったという。

※岩殿の谷津田で「ヒエボリ」「マワシミズ」というような田んぼに入る水を温めるための溝を掘っていたところがあったのか、農家に尋ねてみましょう。「ツツミ」と呼ばれる溜池の大きさはどの位なのでしょうか。現地で確かめたいものです。

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