宮脇昭『森よ生き返れ』 8月7日

宮脇昭さんの『森よ生き返れ』(大日本図書、1997年7月)を読みました。「環境保全林」、「ふるさとの森」、「いのちの森」、「潜在自然植生」など学んでいくことが増えました。

  宮脇昭『森よ生き返れ」目次
 プロローグ
1 森が死んでいく
   消えるまわりの木や森
2 なぜ森が必要なのか
 1 人間は森の寄生虫-生態系の一員である
 2 森は人類文明の敵だった?
 3 森の消滅と文明の興亡
 4 森と共生してきた日本人の歴史
 5 鎮守の森と日本文化
 6 森は災害を防ぐ-阪神・淡路大震災や酒田市の例
 7 魚を守る森
 8 環境保全と森
3 森から学ぼう
 1 森の姿-構造
 2 里山の森-雑木林
 3 二一世紀の鎮守の森-命と文化と遺伝子資源を守る森
4 ふるさとの木によるふるさとの森づくり
 1 土地の主役の木をさがす
 2 苗をつくろう-植物は根で勝負する
  (1)ドングリを拾う
  (2)苗床づくり-ポット苗づくり
  (3)木を植える-自然の森の姿を見習おう
   ①土の条件を調べる
   ②根は生きている
   ③植え方
   ④敷藁(マルチング)
   ⑤植えた後の手入れ
 3 足もとから地球の森を
 生物は、私たち人間を含めて、一年早く生まれた者を後の者が追い越すことはできない。そのことから一日も早く、その土地本来の森の主役になる木を中心に、できるだけ多くの樹種を混植、密植するべきである。日本各地の学校や地域から、一人ひとりが額に汗し大地に手を接して、たとえ幅が1メートルでも、エコロジーの脚本にしたがって、“ふるさとの木によるふるさとの森”をつくっていくことが大切である。……
5 木を植える世界の子どもたち
 1 日本
 2 マレーシア
 ……熱帯雨林は一度伐採、火入れして破壊されると再生は不可能ではないかとすら言われていた。そこで何とかすぐ育つ木を植えればという安易な考えの下に、もともとオーストラリアに自生していたユーカリの類やアメリカに生育している葉の長いマツ、テーダーマツやアカシアマンギウムなどよそものの木を植える。しかし、このような早生樹といわれる木は、一時的には早く生育するがあまり長持ちしない。しかも、土地に合わない木を植えても、その下には雑草など生育するが、土地本来の階層的に揃った森は形成されない。当然、何百年、何千年、何万年もの間、その土地本来の森と共生していた植物、虫や小動物も生きていけない。
 ……当時は植樹といえば、早生樹(早く大きくなる木)と名付けて外国から入れたユーカリ、アメリカマツしか植えられていなかった。私たちは、どうしても土地本来のフタバガキ科のラワンと呼ばれている木を植えて森をつくりたいと考えていたが、なかなか思うようにいかなかった。……
 3 タイ
 4 ブラジル-アマゾン
 5 チリ
 6 中国、マーアンシャン、万里の長城の森づくり
6 地球の命のドラマの主役は人間
 1 告発だけの時代は終わった
 2 主役は私たち人間-幕が降りてしまってからでは悲劇である
感想文
 ……そんな事を考えながら植えていくと、気になることが一つありました。私たちが植えた木たちが、高速道路を超えるほどの大木になった時、その周辺が、全部かげになってしまいます。そうなると、その周りの家の人たちは、そう音でいっぱいの、暗い木のかげの家に住むことになります。もしかして、木を植えて一つ環境を良くしたとしても、また一つ環境を悪くしたことになったんじゃないかなぁ、と思いました。こう考えると、環境問題はきりがありません。……
※7月24日、31日に続いて、今日は、公益社団法人日本環境教育フォーラム ・公益財団法人損保ジャパン日本興亜環境財団・損害保険ジャパン日本興亜株式会社共催2018 年度「市民のための環境公開講座」【パート1】「生きものの変化と気候変動を知る」を受講しました。


都立小宮公園 8月6日

2月18日、環境基本計画市民推進委員会主催「環境学習会2018」の第2回学習会『市民参加による里山林の保全・管理を考える』で講師の島田和則さんに、雑木林の皆伐更新を実施している公園として紹介された都立小宮公園を見学しました。
UTR不動産さんのブログ『八王子見て歩記』の「八王子の公園第10話小宮公園」と、2010年10月26日に実施されたNPO法人かわさき自然調査団生田緑地植生管理協議会市民部会里山倶楽部の都立小宮公園での萌芽更新の勉強会の記録をあらかじめ読んででかけました。

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小宮公園については、東京都建設局『小宮公園マネジメントプラン - 小宮公園の管理運営、整備等の取組方針- 』が2015年3月に出されています。公園の指定管理者は2016年度に公益財団法人東京都公園協会から西武・多摩部の公園パートナーズ(西武造園株式会社/西武緑化管理株式会社/NPO法人 NPO birth/一般社団法人防災教育普及協会)に替わっています。

※追加資料:「小面積皆伐更新が行われてきた都立小宮公園における雑木林の更新の現状」(『関東森林研究』66-2、2015年)

坂下のすぐ下の区画の草刈り 8月6日

岩殿E地区の夏の草刈り。須田ゼミの畑に下りてくる道のすぐ下側の区画の草刈りをしました。
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刈り残しているワレモコウが咲き始めました。

入山沼落水 8月5・6日

昨日午前中は第19回環境みらいフェア第1回実行委員会出席、夕方はまちマルシェ出店で岩殿に出かける時間がとれませんでした。岩殿A地区の田んぼがまた中干し状態になってきたので心配していましたが、今日10時頃まで入山沼は開栓され水路に水が流れていました。台風13号が接近し豪雨が予報されていますが、下の田んぼでは雨を待ちきれなくなったのでしょう。入山沼から下ってくる水路の岩殿田んぼへの分水口(通常は取水していない)から沼の水が入り、休耕しているB地区の田んぼにも水がたまりました。
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A地区の上の池は満水です。
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富山和子『森は生きている』 8月5日

富山和子さんの『森は生きている』(1981年発行の講談社版)を読みました。東京書籍の小学校5年生の国語教科書(下)の「森林のおくりもの」は、本書第1章「日本は森の国です」を基に,教科書用に書き下ろされたものです。

  富山和子『森は生きている』目次
〈おくりものがいっぱいです〉

日本は森の国です
 木のくらし
 木はどのようにつかわれたでしょうか
 木は生きものです
 紙のおくりもの
 火のおくりもの
 水と土のおくりもの

山国の人たち
 森林は人間がそだてました
 山国の人たちは、心のやさしい人たちでした
 山はとてもにぎやかでした
 山は神のすむ場所でした
 植林のはじまり

森林のはたらき
 森林は風をふせいでくれました
 森林は雪もふせいでくれました
 森林は気温を調節します
 森林は火事をふせいでくれました
 海岸林は国土をつくってくれました
 森林は海のさかなもやしなってくれました
 森林は風景をつくりだしてくれました
 外国の森林の歴史

土こそが人間を守る
 もしも山に人がいなくなってしまったら
 土こそが人間を守る

あとがき
 ……この「森は生きている」で、森林のもつさまざまな働きをさらにくわしく学び、自然をまもるとはどういうことかを、考えてほしいとねがったのです。
 歴史的にものを見るということは、大切な科学の方法です。ましてこの国土の自然を語る場合、歴史の眼を抜きにしては語れません。
 森林の偉大さとは、つまるところ土壌の形成者であるという点につきます。その土壌こそ、人間の労働の産物だったのです。木ばかり見ず、土を見なくてはなりません。土を養ってきた人間の歴史を見なくてはいけません。
 すでに「川は生きている」は多くの専門家も大人も読んで下さり、大学でもテキストに使っていただいています。同じようにこの「森は生きている」も、大人のみなさんにも読んでいただきたいとねがっています。心理はつねに、身近かなところにあります。子供も大人も共通して読める本を書くことのしあわせを、この三部作【『川は生きている』、『道は生きている』、『森は生きている』】をとおして私は教えられたのです。

南向斜面の草刈り 8月4日

新井さんと、市民の森の南向き斜面の下草刈りをしました。園路にある四阿(あずまや)付近から下のベンチにかけてです。
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写真を追加(8月6日)
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トラクターで田んぼの除草 8月4日

吉田さんがトラクターで岩殿C地区の田んぼの除草してくれました。他所でトラクターを使った時は、仕事終いにC地区まで来てくれます。おかげ様で、今年も田んぼに作付けしていませんが、田んぼはきれいです。
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下の田んぼは出穂期 8月3日

児沢の下の田んぼは出穂期を迎えています。
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岩殿の田んぼはまだ出穂していません。

※出穂・出穂期・穂揃い期(2016年9月1日の記事

半丁240円(内税)の豆腐 8月2日

群馬県道62号線沼田大間々線にある赤城豆腐すみれ屋で買った木綿豆腐です。一丁480円、半丁240円、四分の一丁120円(内税)で売っていました。購入した豆腐はふたのない容器で渡されたので、ふたに印刷されている情報がありません。ネットで検索して、こうだろうと思われるものを以下に記入しました。

半丁240円(内税)の豆腐 →43.6円(100グラムあたり)
品名:木綿豆腐
原材料名:大豆(国産、北海道産と群馬県産のブレンド)
     にがり(青大豆をつかったざる豆腐は藻塩にがりと塩田にがりをブレンド)
     (水は赤城原水)
内容量:550グラム
消費期限:
保存方法:
製造者:赤城豆腐すみれ屋(2003年創業)
 責任者:大塚吉秋(尾瀬ドーフで修業)
 桐生市黒保根町下田沢2428-10
 ℡0277-96-35…

赤城山麓標高570mの一の鳥居に店はある。「お店のすぐ前に芭蕉句碑があり、すみれ橋が隣です。句碑の碑文『山路来て 何やら床し すみれ草』。屋号の名称を赤城豆腐すみれ屋と致しました。」(『桐生っ子クリップ』より)

豆腐一丁の大きさと重さ
     kine-oreさん、2014/09/24 09:23の回答
天保改革の一環の中で、バラバラだった豆腐(水豆腐)の一丁の大きさを古来の定寸に合わせる改革が行われ、天保13(1842)年8月23日にはそれを守らず豆腐の切り方が小ぶりだったとして南奉行所に呼び出され仮牢留めを食った豆腐屋4軒に関わる記載があります。
「江戸時代豆腐の定寸」(石井研堂 著「天保改革鬼譚. 第2版」)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1018039/96

そこで、「古来の定寸縦1尺8寸横6寸の箱で、豆腐を9丁に切割り、代56文のを52文に、…」とされています。
ここから、豆腐の「一丁前」の大きさは【1寸を3㎝、1尺を30㎝とすれば(引用者)】18×6センチと考えられます。今の大きさの倍近い長細タイプでしょう。
    江戸時代豆腐の定寸2jpegOutput江戸時代豆腐の定寸jpegOutput

また、重さについては大正14年の料理本には「豆腐一丁599瓦(180匁)」とあります。
越智キヨ 著「家庭栄養日本料理」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/970355/195

これらをまとめると、
定寸縦1尺8寸横6寸高さ5寸によって、一丁は18×6×5センチであり比重は1.1強と見なすことで、およそ600グラム(180もんめ)になります。

また、その豆腐屋のない村や地域では材料持ち寄りでの共同で自家製で拵えていた記載があります。
そこでは「ダイズ二升がトウフバコ一箱分で、これで豆腐十二丁ができるのである」(宮本馨太郎「めし・みそ・はし・わん」岩崎美術社)
この場合、
定寸縦1尺8寸横6寸高さ5寸によって、一丁は18×6×5センチであり、比重1.1強と見なすことで、およそ410グラム(120もんめ)になります。
こちらが今日のパック入り豆腐一丁でも一番大きいサイズに当たります。
ダイズ2升で12丁なので、一丁は大豆1.5合(容積270立方センチメートル)を要する量ということなり、これは「出前一丁」というように、提供されるべき料理の一人(あるいは一家)あたりの量である「一丁前」「一かたけ」を呼ぶ単位であり、それはその摂取量は食生活の変化、食事様式の変転など、時代と共に移ろって行ったことになります。

川場田園プラザ 8月1日

群馬県利根郡川場村にある「川場田園プラザ」に行きました。「家族で一日楽しめる道の駅」としてリピーターの多い道の駅です。2015年1月、国土交通省が地域活性化の拠点として選定した、地域外から活力を呼ぶ「ゲートウェイ(入り口)型」全国モデルの一つです

前回2015年9月12日に訪れた時には愛宕山から村内の黄金色の田んぼを眺めましたが、今日は道の駅駐車場に余裕があり、駅内施設の見学をすることができました。

川場田園プラザには無料で摘みとりができる食べ放題(持ち帰り禁止)のブルーベリー公園があります。7月の最盛期を過ぎているので園内に6,000本もあるブルーベリーも熟したものはほぼ採り尽くされている感じでした。
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物産センターには「あまつぶ星(群馬県登録ブルーベリー品種)」のパックやブルーベリーを原材料にした商品が多数ありました。「ブルーベリー蜂蜜(ジャム)」、「野生種ブルーベリー(アメリカ産)」、かわばドライ加工研究会の「ドライブルーベリー」、「ブルーベリーで創る『青い森の物語』(飲む酢・ブルーベリー酒)」など気になる加工品です。
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※「川場村のむらづくり
  農林水産省食料・農業・農村政策審議会
   企画部会(現地調査)(2014年7月30日)配布資料

製菓体験グリーンツーリズム(2012年1月、2泊3日、農泊)
   滞在型加工体験プログラムの開発
     「参加者体験風景紹介」
   滞在型調理体験グリーンツーリズム(2014年2月、1泊2日)

※かわばドライ加工研究会 果樹・野菜の商品化
   『群馬県川場村野菜のスイーツべじ太のブログ

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